義父が余命宣告され、入院してしまいました。義母はすでに亡くなっているので、長男である夫が入院中のお世話をしなければなりません。夫には姉もいるのですが、お見舞いにすら来ないよう。夫はいつも1人で大丈夫だと言いますが、私にとっても義父は家族。力を合わせて義父の闘病を支えていました。治療を頑張ったものの、義父は他界。葬儀の準備を始めたところで、やっと義姉が顔を出しました。喪主は義姉!?義姉とは結婚当初から折り合いがわるく、正直すこし苦手な存在です。夫との仲もいいとは言えず、日頃の交流は皆無でした。 葬儀社は手配済みだと義姉。義父を亡くしたショックを受けていたので、義姉が手伝ってくれてとても助かりました。 しかし、話を聞いてびっくり。長男であり義父のお世話をしていた夫が喪主になると思っていたのですが、義姉が喪主として葬儀を取り仕切ると言うのです。 もちろん夫は勝手な行動に不満を抱いていましたが、ここで争っても仕方がないと言い、義姉の好きなようにさせることにしました。 義父の葬儀で…葬儀当日は、私の家族も駆け付けてくれました。しかし席に着こうとすると「待ちなさい!」と、すごい形相で義姉が制するのです。 「お金のにおいを嗅ぎつけて来たのね! 財産狙いの貧乏義家族の席はありません!」とまくしたてる義姉。あまりの勢いに、私たちは席に座るのをやめ、立ち尽くしてしまいました。 そこまで言われてまで参列する義理はありません。両親が「帰ろうか」と目配せしたところで、兄が口を開きました。 異様な姿「席がないなら、立ってお別れを言えばいいんじゃない?」兄はそう言うと、親族席の横の壁際に向かいました。私や両親もそれに続きます。 人が集まるにつれて私たちの異様な姿は目立ち始め、葬儀社の方にも座るように促されましたが、喪主の意向だと伝えて立ち続けました。義父を送り出したい気持ちがあったので、仕方がなかったのです。そのまま葬儀は終了。それから一週間ほどが経ったころ、義姉がわが家にやってきました。ひと目見て怒っているのがわかります。 話を聞くと、私たちのせいでプロジェクトリーダーからおろされたとのこと。どうやら葬儀当日に「なぜ立っているのか?」と聞かれて一部始終を説明した男性は、義姉の上司だったよう。そんな非常識な人間にプロジェクトは任せられないと判断したのでしょう。義姉の迎えた末路義姉は憤慨して仕事を辞めたそう。「どうせパパの遺産で暮らすつもりだったから、いいけどね!」と吐き捨てました。 「仕事を辞めることになった責任を取れ」と、義姉は夫に遺産を放棄するよう言います。夫はその申し出を承諾し、義姉の言うとおり書類にサインをしました。それを見届けた義姉は、満面の笑みを浮かべています。「私はこれで悠々自適な生活だけど、貧乏だからって恨まないでね!」義姉はドヤ顔。そこで私は、義姉が何か勘違いしているようなので、本当のことを教えてあげました。 義父は高給取りだったものの、それをアテにした義母が散財した結果、義父に残ったのは借金だけ。義父は包み隠さず話してくれていましたが、何年も会いにこなかった義姉は、話を聞くチャンスを逃したのでしょう。 義姉は魂が抜けたような顔をして帰っていきました。もう働かなくていい!と思っていたはずなので、あまりの急転直下に頭がついていかないのかもしれません。新しい仕事を見つけて、コツコツ暮らしてほしいと願うばかりです。 どれもすべて自分のおこないが引き起こしたこと。せめて、故人を偲ぶ気持ちがあれば、結果は違っていたかもしれませんね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月02日私が夫と結婚して1年ほどのころのこと。営業の仕事をしている夫は1カ月に数回、1~2泊ほどの出張があるのですが、海外に1週間ほど行く出張が入りました。夫が出張に出発した翌朝の早朝、私が寝ていると知らない番号から電話が鳴り響きました。 病院からの電話不思議に思いながらも出てみると隣町の病院からの連絡で、夫が緊急搬送されたとのこと。 「海外出張に行っているはずの夫が、どうして隣町の病院に緊急搬送……?」と頭の中は疑問でいっぱいでしたが、着の身着のまま病院へ駆けつけました。夫の病室の前で、ある男性が私を待っていました。 病院で打ち明けられた衝撃の事実その男性は私を見ると、「あなたのご主人と、私の妻が不倫をしています」と衝撃の事実を打ち明けてきました。実は夫は海外出張へ行っておらず、この男性の家で女性と密会していたそうなのです! もともと、男性が1週間の海外出張へ行く予定だったとのこと。しかし、出張がキャンセルになったため家に帰ると、一緒にお風呂に入っていた2人は出てこられなくなってしまい、のぼせて倒れてしまったのでした。男性の出張に合わせて、2人は1週間ほど一緒に過ごそうと企んでいたのでしょう。 両親を呼んで私は、義両親と自分の両親に「夫が緊急搬送された!」と連絡を入れました。そして、慌てて病院に駆けつけてくれた両親と義両親に、すべてを説明しました。みんな驚き、怒りに震えています。この男性が調査したところ、夫とその女性の不倫が始まったのは少し前からで、実際には彼らが「出張」と称して、これまでも一緒に過ごしていたことも明らかになりました。 結末と新たな決断夫が目を覚ますと、待ち受けていたのは怒りに満ちた私と両親、そして義両親でした。 夫は顔面蒼白になり何度も謝罪しましたが、私は離婚を決意。不倫相手と夫に慰謝料を請求することにしました。そして、不倫相手の夫婦も離婚することになり、2人はそちらへも慰謝料を支払うことに。夫は両親にも絶縁を宣言され、がっくり肩を落としていましたが自業自得です。 家族に嘘をついて良からぬことを企んでも、結局見つかってしまうもの。自分に誠実に、そして家族に正直に生きることは大切です。夫とはわずか1年の結婚期間でしたが、早めにダメ夫の本性を知り、別れられてよかったと思っています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月02日私は25歳の会社員。1年前に夫と結婚し、幸せな生活を送っています。義弟が結婚し、仲良くしようとしていたのですが……。先日、義弟が結婚することになり、顔合わせがあるため私たちも義実家へ。 義妹は妊娠中で、義弟は専業主夫になるといいます。驚いたものの、みんなで結婚を心から祝福しました。楽しい時間を過ごし、私たちは家に帰ってから結婚のお祝いを渡し忘れていたことに気づき、後日義弟の自宅に書留で送ることにしました。 自分たちはお祝いをもらったくせに!?その後、母子ともに健康で元気な赤ちゃんが生まれたと連絡がありました。産後に押しかけるのは迷惑かと思い、またお祝いを義弟の自宅に送りましたが、結婚祝いのときと同様、お礼の電話すらありません。 そんなある日、私の妊娠が判明! 無事、息子を出産しました。義実家へお披露目に行くと、義弟夫婦もいたのですが、なんだか義妹の様子がそっけない……? 私が話しかけると「出産祝いを期待してらっしゃるようですが、兄弟でお祝いはナシでいいですよね?」と告げられました。 お祝いを期待していなかったものの、この発言にはびっくり! 自分が渡す立場になるとお祝いをやめると言い出す義弟夫婦に私は不信感を抱きました。 出産祝いや復職祝い、もらっているでしょ?数カ月後、義母から「甥が小学校に入学したのに、お祝いを渡していないの?」と電話がかかってきました。しかも、「出産祝いや復職祝いをもらっているでしょ?」と義母。どうも話がかみ合いません。 その後、義母から詳しい話を聞いた私はビックリ! ある計画をひらめきました。 アポなし訪問し、真実を暴露!数日後、義弟の家にアポなしで夫婦で行きました。 「お祝いがないって愚痴っていたんだって? 確実に渡すために届けにきた」と夫が伝えました。驚く義妹の隣で、明らかに動揺する義弟。 実は、お祝い金のことで文句を言っていたのは、義妹ではなく義弟だったのです。 義弟は「うちのお祝い金が少ないって兄さんに怒られた」等と嘘をついて、義母にお金をもらっては使い込んでいたのです! 義妹も「何度もお兄さんに渡すための贈り物やら、お祝い金を渡していたわよね!?」と詰め寄ります。義弟の話を信じていた義妹は、私たちへの対応がそっけなくなっていたのでした。 家を出て借金を返済する生活に「家のことは守る」という約束で専業主夫になったのに、家事も育児も義母に押しつけて遊び歩いていた義弟。家族に怒られた結果、これからは昼夜働いて使い込んだお金を家族に返すことになりました。 現在、誤解が解けた私たち夫婦と義妹はとても仲良く過ごしています。子どもたちの年齢も近く、これからの成長が楽しみです! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月01日私は小学6年生のカズオ、3年生のジロウの2児のママです。息子たちは絶賛反抗期中ですが、夫はそんなことお構いなしで家事も育児も私に丸投げ状態。それだけならまだしも、最近夫は催促しないと生活費を渡してくれません。しかも、お金を渡すときも渋々といった感じで、「俺のことをATMだと思っているんだろ」と言われます。そんな夫に影響され、息子たちまで「パパに寄生している」「家族の家政婦」などと、言いたい放題。夫は注意もせず一緒に笑っているだけ……。 私なりにいい妻・いい母になろうと頑張ってみたものの、もう限界です。離婚大歓迎!?そんなある日、夫が見知らぬ女性を連れて帰ってきました。夫が「こいつが俺にストレスを与えてくる嫁だよ」と私を紹介すると、女性は上から下まで舐めるように私を見るのです。 夫はそんな彼女を横目に「今日は報告があるんだ。彼女が妊娠したから離婚な!」と突然の離婚宣告。 その言葉を聞いて、ショックよりも今の生活から抜け出せる安堵のほうが大きかった私は、すぐに家を出る準備を始めました。 夫の計画私が黙々と荷物を詰めていると、「お前たちも準備しろ!」と怒鳴る夫の声が聞こえてきました。ジロウが不思議そうに「どこかに行くの?」と聞くと、夫が「ここは俺が新しい家族と住む家だ。お前たちはママと出ていけ!」と言うのです。 てっきり出ていくのは私だけだと思っていたので、これにはビックリ。子どもたちも、突然の出来事に動揺していました。「そういうわけで、子どもたちはよろしくな!」と夫から言われたので、私はすぐに「無理よ!」と答えました。夫は「子どもは母親が引き取るのが常識だ!」と意味不明な主張をします。 しかし、ママと呼ばれることもなく、日々暴言を吐かれている息子たちを引き取る義理など、私にはありません。実は息子たちは夫と前妻の間にできた子で、結婚以来私に心を開いてくれないままここまできました。 彼女は何も聞かされていなかったようで、この事実に驚いているよう……。夫は「話が違う」と、ご機嫌ナナメになった彼女を必死に説得しています。あまりに滑稽なその姿に、呆れてしまいました。 私の決意そうこうしているうちに私は荷物をまとめ終え、子どもたちに「じゃあ、元気でね!」と言うと、突然2人が泣き出しました。予想外の展開に、驚きしかありません。 「今までひどいことを言ってごめんなさい! 」「本当は毎日おいしいごはんを作ってくれて、学校の行事にもきてくれて嬉しかった」「パパに捨てられるのが怖くて言いなりになっていた」 口々に言う息子たち。口から出まかせか本心か、何年も一緒に暮らしているのでそれくらいはわかります。私は無意識のうちに「悪いのは子どもたちにそんな思いをさせたバカ男だね。一緒に暮らそうか」と言っていたのです。唯一夫に感謝できること母子3人の生活を始めてから、息子たちは元の反抗的な態度がウソのように素直な子になりました。家事はしっかりと分担してくれ、シングルマザーとしての生活もとても助けられています。 一時は悩みのタネでしかなかった息子たち。今ではなくてはならない存在です。夫との結婚は人生の汚点ですが、息子たちの母になれたことには感謝しています。 息子たちを社会に送り出すまで、母として頑張りたいと思います。 子どもは大人が思っている以上に繊細で、まわりの様子をうかがっているものです。子どもを持つということは、ただ衣食住のお世話をして終わりではなく、心も健やかに成長していけるような環境作りが大切ですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月01日私は兼業主婦で、在宅ワークをしています。以前は一軒家に夫と娘と3人で暮らしていたのですが、夫が仕事で海外に行ったタイミングで、祖父母が住むマンションに引っ越しました。しかし、近所に住む幼稚園のママ・A子が、いつも金持ち自慢をしてきて困っていました。 常にマウントを取ってくるママ友最近引っ越してきたわが家が、お金持ちのように見えるのがどうも気に食わないようで、A子に目をつけられてしまった私。 A子は私の身に着けている服やバッグなどの値段を勝手に調べ、「そんな安物、よく着られるわね」と文句を言ってきたり、高価なものとわかるとわざわざそれより高価な物を購入しては「あなたのソレより高いのよ」と報告してくるのです。 その行動は少しずつエスカレートし、ついにはわが家の車を調べて、それよりも高い高級車まで買っていました。私は特に気にせず、いつもA子の行動をスルーしていました。 私がタワマン住みだと知ってある日の幼稚園のお迎えのとき、あるママさんに「あなた、あの駅前の高級タワマンの20階に住んでいるんですって!? 羨ましいわぁ」と言われました。偶然この会話を聞いていたA子は、みるみる顔色が変わり、また対抗心を燃やしているようです。何だか嫌な予感がしました……。 ついにマンションまで購入!?それから数カ月後のある日、娘と自宅マンションのエレベーターを待っていると、なんとエレベーターからA子が降りてきました。そして「あんたの1つ上の階を買ったわ! 安くてびっくりしちゃったぁ~!」と言ってきたのです。しかし、私が住んでいるのは最上階。A子は屋上にでも住むのでしょうか……。実は、20階に住んでいるのは祖父母で、よく娘と遊びに行っているのです。 真実を知ったママ友は…せっかく大金を払って購入したマンションで「自分が上じゃない」と知ったA子は苛立っていました。 ちょうどそこに、A子の夫が帰宅。なんとA子の夫は、私の夫が経営する会社の取引先の方で、ご挨拶をしたことのある顔見知りの方でした。私の夫が会社を経営し、私たちがタワマンの最上階に住んでいるという事実を知ったA子は、みるみる青ざめていきました。 その後、噂に聞いたところによると、A子は夫に無断で多額の散財をしていたことがバレてしまい、激怒されたそう。これからはA子も働きに出て、仕事やお金を稼ぐ大変さを身をもって学ぶことになったといいます。 A子が深く反省したおかげで、マウントもすっかりなくなり、私たちの日常は再び穏やかになりました。人の価値はお金持ちかどうかではありません。本当に大切なのは自分が幸せかどうかです。人と比べるのではなく、自分自身の幸せを大切にしていきたいものですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月01日私は経理部で働く29歳の会社員。社員はみんな仲良しで、特にA子先輩が職場の雰囲気をよくしてくれています。しかし、和気あいあいとした私たちの部署に、ひとりだけ問題児が……。それが後輩の女性社員。部長の娘だからと威張り、仕事はしないし空気は読めないしで、周囲はかなり迷惑していて……。 セレブ自慢のワガママ後輩父親が部長のこの後輩は、高級住宅街の一等地に住むお嬢様。真面目に仕事をすることもなく、デスクで平然とメイク直しや爪のお手入れをし、延々と「ウチはお金持ちで~」とセレブ自慢ばかり。A子先輩がさり気なく注意しても「パパに言いつけるよ?」とワガママ放題で、社員はみんな手を焼いていました。 ただ、そんな彼女も社長を前にすると猫かぶり。うちの社長は34歳のイケメンで独身のため、「社長と結婚するのは私!」といつも息まいているのです。 そんなある日、A子先輩が結婚することになり、部署全員を結婚式に招待してくれました! みんな、お世話になっている先輩のお祝いとあって楽しみにしていました。ただ私は、ワガママ後輩まで出席することに一抹の不安を抱いていたのですが……。 不安が的中!いよいよA子先輩の結婚式。一流ホテルの会場で、華やかな披露宴が始まりました。 私も今まで知らなかったのですが、A子先輩は早くにご両親を亡くし、お姉さんと2人で支え合って暮らしてきたとのこと。新郎も苦労人で、中学卒業後にいろいろな仕事を掛け持ちし、家計を支えていた過去があったと司会者が話しているのを聞いて、みんなが感動しているとき……。 例の後輩が「えぇ~。豪華ホテルでの結婚式だから、ハイスペックな相手だろうと思って見にきたのに、超低レベルじゃん。先輩も人生お先真っ暗~」と、甲高い声でありえない発言をしたのです! 「何てことを!」 私は慌てて彼女の口をふさぎました。父親である部長も娘の暴言に真っ青。全員の視線がこちらに向いています。 いつもニコニコしているA子先輩も、さすがに下を向いて泣きそうな顔をしていました。 私の手を振りほどいて、後輩はさらに高笑い。 「私なら、絶対あんな低スペック男と結婚しなーいっ! 社長みたいなイケメン・ハイレベル男性をゲットするんだぁ~!」 親族席を見ると、A子先輩のお姉さんもプルプルと震えています。新郎と新郎のご家族、他の出席者もドン引き。部長はおろおろして娘を制止することすらできない様子です。隣に座っていた私はいたたまれず、後輩を連れて会場を出ようとしました。 社長がマイクを受け取り…(もう我慢の限界! ここから連れ出してやる!) そう思った瞬間、私たちの前にある人がスッと立ちはだかりました。それはなんとわが社の社長。彼は司会者からマイクを受け取り、こう切り出しました。 「みなさん、突然すみません。私は新婦の勤め先である会社の代表を務めております。先日決めたばかりなのですが、この場を借りてご報告があります。来月私は、こちらにいる新婦のお姉さんと結婚させていただく運びとなりました」 「「「ええええええええええーーーー?」」」 招待客たちはいっせいにザワザワ。もちろん、誰よりも驚いていたのは社長を狙っていたこの後輩。文字通り目を白黒させています。 「ウ、ウソでしょ? あんな低スペック家族に社長が入る意味なんてないのに!」 後輩が歯ぎしりをしながらそう言った瞬間、社長は彼女をじっと見据えてこう言いました。 「肩書きや収入、スペックなど関係なくやさしくできる、彼女たち姉妹の素晴らしい生き方に私は感動したのです。彼女たちは何より心がキレイだ。だから見た目も仕草も美しい。君は、2人から学ぶ必要があるね」 泣き叫ぶ後輩「な、何ですって……!?」 みんなの前でこう宣言された後輩は、血管が浮くほど真っ赤な顔に。しかし周囲はそろって社長の言葉にうなずいています。ここでようやく部長が、娘を無理やり立ち上がらせました。 味方は誰もいないと悟った彼女。「うわあああっ!」と泣き叫びながら、父親に引きずられて退場していったのでした。 その後、あの後輩は一度も出社することなく、いつの間にか籍がなくなっていました。部長も、娘の件でほうぼうに平謝りした後、自ら退職願を出したとのことです。 こうして私たちの職場には平穏な日々が。A子先輩も、幸せな新婚生活を満喫しているようでうれしい限りです。先輩のお姉さんと社長の結婚式にも、部署のメンバー全員が招待されています! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月30日私には二つ年下の妹がいます。妹は容姿がいいというだけで昔から周りを見下すような人でした。さらに人の彼氏にちょっかいを出す癖も……。私が家族に紹介すべく、彼と一緒に実家へ帰ったときも、妹は。 彼を実家に連れて行ったら私は大学進学を機に上京。勉学に勤しむ中で、2つ上の先輩だったある男性と出会い、お付き合いを始めました。順調に交際を重ねる中で同棲を始め、3年が経ったころ。なんと彼からプロポーズが! このとき、彼はすでに社会人でしたが、私はまだ学生。私自身、結婚というものを現実的に考えたことがなかったため少し迷ったものの、彼とは性格も合っており居心地もよかったことからプロポーズを受けることに。私が就職したら結婚しようと話していたので、まずは両親に彼を紹介すべく、彼と私の実家へ行くことにしました。 実家にはもちろん、私が上京して以降は連絡をまったく取っていなかった妹もいて……。 紹介した翌月…悪夢のような出来事が!?両親と妹に彼を紹介し、「私の就職が決まったら結婚」という話もして、何ごともなく彼の紹介を終えられたと思っていた私。 しかし、実家へ行った翌月くらいから、彼の帰りが遅くなるようになったのです。私は「ゆくゆくは結婚式をしたいし、お金を気にして頑張って働いてくれているのかな」と勝手に思っていましたが、どうやら違ったみたいです。 ある日、仕事から帰ってきた彼に「話がある」と言われました。「何だろう」と思っていると……いきなり「別れてほしい」と言われてしまったのです。突然のことで驚きましたが、このとき「ある可能性」が私の中に浮かんできました。そして、まさしく「その可能性通り」だったのです。 彼は丁寧に別れたいと思ったことの経緯を説明してくれました。最近になって妹から連絡がくるようになり、帰りが遅くなっていたのは妹に会っていたのだということ。会ううちに妹のことが好きになってしまったということ。 彼が頬を赤らめて「妹さん、少し他人から見ればわがままに見えるかもしれないけど、そこがかわいいんだ」と言うので、私は呆れてしまいました。そして、一瞬で気持ちも冷めてしまった私は、「わかった、さようなら」とだけ言い、荷物をまとめて実家に帰ったのでした。 ある人物から結婚式の招待状が届いて実家に戻ったと同時に、両親にはすべてを話して妹を追い出してもらいました。妹は略奪できたことに大喜びで「家を追い出された」とは思っていない様子でした。そのまま私と彼が住んでいた家に引っ越したそうです。 一瞬で彼への気持ちが冷めたとはいえ、結婚も考えていた相手と実の妹に裏切られたことは私にとってとてもショックな出来事でした。それでも両親や親友に励まされながらなんとか、勉強と就職活動にまい進し、大学を卒業し無事就職することができたのでした。 心の傷も癒えたころ、一通の郵便が届きました。それはなんと妹と元彼の結婚式の招待状でした。せっかく癒えた傷がまたえぐられそうな感覚になりましたがなんとか落ち着かせ、私は招待状をそのままゴミ箱へ。もう2人に振り回されたりしない――。そう思っていたある週末、妹から電話がかかってきて……。 出ると、浮かれた妹の声が聞こえてきました。そして「今日が私たちの結婚式だって知ってるでしょう? なんできてくれないの?」「二次会だけでもきてよお!」とうれしそうに話します。妹はどうせ、幸せな自分の姿を私に見せつけたいだけなのです。 これまでは妹の身勝手な行動に何も言い返さず黙っているだけでした。しかし、このときだけは「許せない」「ぎゃふんと言わせてやる」という気持ちが強く……。 私は「わかった!じゃあ夫と一緒に行くね!」と言って妹の返事を待たずに電話を切りました。 電話の向こうで「ちょ、え? 夫って、お姉ちゃん結婚し……」などと聞こえていましたがそんなのは無視。そう、私はあれから親友の紹介で知り合ったアメリカ人と結婚していたのです。さっそく、夫に話して一緒に二次会会場へ行くことにしました。 夫を見て妹と元婚約者は絶句夫と会場へ向かい、「紹介するわね! 私の夫!」そう言うと、周りの人たちはざわざわし始めました。中には「キャー♡」という黄色い声も聞こえてきます。それもそのはず。私の夫はすらっとした身長、モデルのような顔立ちなのです。私自身、彼の人柄に惹かれたのですが、彼はその外見から女子たちからモテモテでした。 「私、今幸せなの」。 「これでもか」という思いを込めて、私は妹と元彼に見せつけたのです。2人は、ただ悔しそうにこちらを見ているだけでした。妹はさぞムカついたのでしょう。何か言いたそうでしたがそんなことは構わず、私たちは会場を後にしました。 後日談あれから妹は、私たち夫婦の邪魔をしようと何度も夫に連絡をしてきましたが夫には効果なし。元彼のときのようにうまくいかず躍起になったのか何度も何度も連絡してくるため、元彼に「妹が浮気をしようとしている」と連絡を入れると、2人はすぐに破局したようです。 妹は元彼の家も追い出されてしまい、実家にも帰れずいろいろな人に連絡して回っているみたいです。 一方で私は、夫との間に子どもを授かりました。現在妊娠中で、愛おしい毎日を送っています! わが子に会えるのが今から待ち遠しいです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月30日私は40歳の専業主婦。夫と連れ子である中1の息子と3人で暮らしています。息子が物心つく前に私たちは入籍したので、息子は私が本当の母親ではないということを知りません。私は夫から生活費をもらっていたのですが、最近夫がパチンコにはまってしまい……。ある日、夫が多額の借金を抱えていることが発覚。私は前職での知り合いに雇ってもらい、在宅ワークを始めました。 夫と子どもに見下されてある日、クレジットカードがなくなっていることに気付いた私。夫を問いただすと、「お前に怒られる意味がわからない。在宅の仕事なんてどうせ寝転がりながらやっているんだろ?」と私の仕事を見下してきたのです。 その上、夫は勝手に私が本当の母親ではないことを伝えたらしく、息子は「血のつながりがないのに、母親面すんじゃねぇ! 出ていけよ、ニートのオバサン!」と暴言を吐いてきます。 たまりかねて、出ていくことを伝えると、「今日からガミガミ言われなくなる! ニートが消えた!」と大喜びの夫と息子。数週間後、離婚が成立しました。 わがままな夫と息子の末路家を出て1カ月後、通帳のお金を盗んだのではないかと夫から連絡が。私は、自分の給料50万円のうち、毎月30万円を家計に入れていたことを伝えます。夫と息子は帰ってきて欲しいと懇願してきましたが、時すでに遅し。許すはずもありません。 金銭的に厳しくなった夫は仕事を増やし、息子もアルバイトを始め、現在は2人で協力して過ごしているようですよ。育児も仕事もやって当然ではありません。家族だからこそ、思いやりを持って接したいものですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月29日大学でグルメサークルに入った私。そこで出会った別大学の男子学生と恋に落ち、人生初めての彼氏ができました。ところが、付き合い始めて2週間ほど経過すると、彼の態度が一変し……!? 私に暴言を吐く彼まだ数回目のデート中でした。いきなり彼に、「うちの学校にスタイルのいい美人がいてさ~! 彼女と並ぶと俺、恋人同士みたいだって」と言われたのです。 彼は、キレイな顔立ちをしたその子とのツーショット写真まで見せてきました。付き合っている相手に嬉々としてこんなことを言われ、どう反応したら良いのか私は困惑してしまいました。 さらに数日後のデート中、彼は「俺、お前と一緒にいると恥ずかしい」と発言。驚いた私が何も言えずにいると、「お前って、汚れた鏡餅みたいで連れて歩きたくない」と続けたのです。 さすがに頭にきた私は、「それはあまりにもひどい! 人としてありえない発言だよ!」と怒りましたが、彼には響かない様子。 「言われたくなけりゃ、痩せるとか努力しろよ。超有名私立大学に通うハイスペックな俺に釣り合うようにさ」 その後も外見やスペックで私を否定し続ける彼。堪忍袋の緒が切れた私が別れを切り出すと、「鏡餅のくせに、俺のことをふるなんて生意気だ!」と逆ギレし、結局それっきりになってしまいました。 数週間後、例の同じ大学の美人に彼が告白したというウワサを聞きました。しかも、振られたのだとか……。 合コンに誘われ…初めての彼氏にコテンパンにけなされたことで、私は軽い男性不信に陥りました。男の人と少人数で話すのが怖くて、大学卒業後には女性が多い化粧品会社に就職。ずっとシングルでいたある日のこと、職場の先輩から、合コンの数合わせに来てくれと急きょ頼まれたのです。 最初は断ったものの、「取引先の部長も来るらしくて、幹事としては頭数をそろえないといけないの!」と懇願され行くことに。 例の部長さんは、背が高くて清潔感のあるイケメン。「あれはモテるわ」と他人事のように分析していたときです。相手方のメンツの中に、見覚えのある顔が! そう。それはなんと、大学時代の元カレ。あんなヤツとこんなところで再会だなんて、なんという運命のいたずらでしょう……。 私に気づかない元カレ元カレから一番遠い席にこっそり座ろうとすると、彼は私の隣に勝手に座り、「君かわいいね! 一目惚れしちゃいそう~」と話しかけてきたのです。まさか、私のことに気づいていない? 「俺は、超有名私立大学を出ているエリートで、いわゆるハイスペック男子なんだけど」 彼は、聞いてもいないのに自分のスペックがいかに高いかを、ベラベラと話し始めました。 実は私、この3年で15kgのダイエットに成功。髪型も変え、エステにも通っています。化粧品会社に勤めているのでスキンケアやメイクについてもかなり勉強しました。学生時代の私しか知らない彼が気づかないのも、不思議ではありません。 あのころの恨みを晴らす機会は、今しかない! そう決意した私は、おもむろに口を開きました。 「スペックよりまず中身を磨く努力をしたらどうですか? 聞いてもいない自慢話は結構です」 まさかの人物も登場!すると元カレは、みんなのいる前で私に向かって激怒。「こ、こんのぉ!」と、つかみかかりそうな勢いだったので、私は思わず目をつぶり、肩をすくめました。 そのときです。突然、あのさわやかイケメンの部長さんがやってきて、私をかばってくれたのです! 「わが社の社員が申し訳ありません。君は何をしようとしたんだ? 人としてありえない行為だし、彼女は取引先の方でもあるんだぞ!」 さらにどこからか、鬼の形相をした女性も登場。それはなんと、元カレの婚約者でした。 「アンタって人は! 婚約して同棲までしているのに、内緒で合コンに参加して女性を口説くなんてサイテー! いろいろ怪しかったから調べてみれば、浮気の証拠だらけ。もちろん婚約は破棄、慰謝料ももらうから!」 隣を見ると、泣いてうずくまる元カレの情けない姿……。私はその彼に言ってやりました。 「覚えている? 昔あなたに、『汚い鏡餅を連れて歩いてるみたいで恥ずかしい』って言われたっけ。私だけじゃなく、ことごとく女性をバカにしてきたのね。自業自得よ」 その後、彼は婚約者から慰謝料を請求されたよう。大恥をさらしながらも会社を辞めるわけにもいかず、肩身の狭い思いをしながら働き続けているそうです。 私はというと……なんとあの部長さんから連絡があり、今度2人で会うことに。あのとき私を守ってくれたので、怖いとは思いません。これは、新たな恋の予感!? 今の私の毎日は充実そのものです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月27日私は30歳兼業主婦。サラリーマンの夫と2人で暮らしています。幸せな日々を送っていたのですが、ある日「会社の業績が悪化し、休日が増えて手取りも15万円になった」と夫。私はパートの時間を増やし、スーパー以外の仕事を探すことにしました。プライドの高い夫は「お前は俺のことを、いつも見下した目で見てくる」「お前を見ているとイライラする!」と、精神的に追い詰められてきている様子。家で私にきつく当たる日が増えていきました。 そんなある日、私はクローゼットの奥に見覚えのない箱を見つけました。 借金夫に追い出されてしまい……箱を開けると、金融会社の封書の山! どうやら多数の借金を抱えていた様子。夫を問い詰めると、「うるさい! パチンコに通っていただけだ! お前より俺の方が正社員だし稼ぎもあるんだぞ!?」と逆切れ。そして私の腕を乱暴に掴んで、玄関へ引きずっていき、追い出したのです! パート仲間に誘われ、動画編集の仕事を手伝うことに夫に追い出されて住む部屋が無くなった私が困っていると、人気ユーチューバーの編集をしているというパート先の後輩が、ユーチューバーが持っている超高級タワマンの空き部屋を住み込みで管理するという仕事を紹介してくれたのです! 住む場所と仕事を確保した私は、久しぶりに家に帰り夫に離婚を宣言。今更謝る夫でしたが、私は聞く耳を持ちません。 そして私は現在超高級タワマンで一人暮らしを謳歌しながら、マンションの管理だけでなく動画編集の仕事も手伝っています。自分の実力を認められて信頼を獲得し、充実した生活を送っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月27日私は30歳で、1年前に会社を立ち上げました。両親も私の仕事を応援してくれ、今では会社も軌道に乗り始めていて、充実した毎日を送っています。そんなある日、高級寿司店で隣に座ったカップルが私のことをめちゃくちゃバカにしてきて……。 高級寿司店で最悪な出会い私は現在30歳で、1年前に会社を立ち上げました。私には大好きなグループがあり、そのグループのグッズを制作してみたいという思いが、起業するきっかけになりました。起業は大変でしたが今では会社も軌道に乗ってきて、毎日充実しています。 ちなみに、うちは母が会社を経営していて父が専業主夫をしているのですが、両親も私の夢を応援してくれています。両親はいつも私にやさしく、私たち家族は日頃からよく連絡を取り合っています。先日、母が「とてもおいしいのよ」と、ある高級寿司店を紹介してくれました。 そこで私は誕生日が近かったこともあり、いつも頑張っている自分へのご褒美のつもりで、母がオススメしてくれた高級寿司店にひとりで訪れることに。しかしそこで、最悪な出来事が起こってしまったのです。 店内はカウンター席のみ。私の隣に座っていたのは、ハイブランドで身を固めた派手なカップルでした。彼らは私のほうを指さしながら、何やらヒソヒソと話しているのです。 耳を傾けると聞こえてきたのは、 「うわー、ぼっちの女がこんなお高いところに来てる! 貧乏人が無理している感じする〜」「あんな地味な女がひとりで高級寿司屋にきてさ、支払い大丈夫なのかな?」 と、笑いながら私をけなす声でした。 大将が2人を注意!そのときお店に現れたのは…私が何も言い返さずにじっとこらえていると、見かねた大将が「お客さん。申し訳ありませんが、他のお客様のことをそんなふうに言うのはやめてもらえませんか?」と、2人を注意してくれました。しかし、2人は反省するどころかまさかの逆ギレ。「俺たちのほうが見るからに上客だろうが!?」と言い出したのです。 大将は冷静なまま「でしたらお代は結構ですのでお帰りください」と言い放ちます。大将の反撃にカップルは怒り狂った様子で、「二度と来るかこんな店!」「あーまずかった!」と文句を言いながらお店を出て行こうとします。 その瞬間、ひとりの男性がお店に入ってきました。男性は慌てた様子で、カップルの彼氏に向かって「副社長!こちらにいらっしゃったのですね。食事はもう済ませましたか? 今すぐ仕事に戻ってください」と話しかけます。 どうやら悪口を言っていた彼氏は副社長をしていて、お店に入ってきた男性はその秘書をしているようです。さらに話を聞く限り、副社長がお兄さんで、秘書が実の弟のよう。悪口男は弟に向かって「仕事? お前がやっとけよ」と言い放ち、そのまま弟に体をぶつけて、性悪な彼女とお店を出て行ってしまいました。 その拍子に転んでしまった弟さん。思わず「大丈夫ですか?」と声をかけたのですが、そのときにふと弟さんのカバンについているキーホルダーが目に入りました。なんと偶然にもそのキーホルダーは、私の大好きなグループのものだったのです! なかなかファンの人と遭遇することがないので、私たちはその場ですぐに意気投合。その後もライブなどで何度か会ううちにいい雰囲気になり、数カ月後、彼から告白されて私たちはお付き合いすることになりました。 こうして恋人同士になった私たち。数日後に開催される母の会社のパーティーで、彼を母に紹介するつもりでした。 母の会社のパーティーでまさかの再会!当日、パーティー会場に着くと、なんとそこには……高級寿司店で私に絡んできた悪口男の姿が! 隣にはお父さんらしき人がいて、お父さんには見覚えがありました。母の会社と取引のある会社の社長さんです。すぐに私に気づいてくれた社長さんでしたが、それよりも先に悪口男が口を開きました。「お前……」。するとそこに、悪口男の彼女である性悪女も登場。 「お義父さまもうちの会社のパーティーにお越しになったんですね!」 2人が婚約したことは彼から聞いていました。ただ、性悪女が口にした「うちの会社」という言葉が飲み込めません。今日のパーティーの主催は、母が経営している会社なのですが……。 そんなことを思っていると、悪口男がさっそく「こいつ覚えているか?」と、私のことをバカにし始めました。それに乗っかるようにして性悪女も「ここはね、大きな会社のパーティー会場なの! 貧乏人がどうやって忍び込んだの? すぐに出て行って!」と言います。 何も知らない2人に対して、私は内心、どうしたものやら……とあきれてしまいました。 母のひと言で立場が逆転して!?そこに母が現れました。すると、母の姿を見つけた性悪女はすかさず 「社長~! この女性が関係ないのにパーティーに紛れ込んじゃったみたいですう!」「大企業のうちの社内にこの人と知り合いの人なんていないでしょうし(笑)」 と、私を見下すような言葉を放ったのです。 何も知らない母は首を傾げながら、性悪女に「関係ないって……この子は私の娘だけど?」と答えます。 その瞬間、性悪女の額からは汗がだらだらと流れだしました。 どうやら、次期社長である悪口男と婚約後、ゆくゆくは社長秘書として働くことになっていた性悪女は、秘書の勉強という名目で、社長(悪口男の父)から直々に依頼され、母の会社に預けられていたみたいです。 母に「知り合いかい?」と聞かれて、2人に会った日のことを話しました。 社長であるお父さんがいる手前、悪口男は慌てて「い、いや、その、人違いだった! 俺たちは今日が初対面だ!」と弁解しますが……。この日のパーティーにはあの寿司店の大将がお寿司を握りに来てくれていて、すぐに「うちの店で暴言を吐いていたところ、全部私が見ておりました」と証明してくれたのです。 そのことがわかると、悪口男のお父さんも私の母もカンカン。立場がなくなったカップル2人は終始オロオロするばかりでした。 自業自得な2人の末路その場で悪口男は会社を継ぐ話をなしにされました。私への暴言うんぬんもありますが、もともと部下に対してバカにした態度を取っていたとのこと。性悪女も、母の会社の秘書は解雇となりました。母から、「あなたみたいな非常識な人はうちの会社にいらないんだよ」と言われていました。2人ともひどく落胆していましたが、自業自得ですね。 聞くところによると、悪口男は仕事をほとんど弟さんに任せていたようで、それを聞いた現社長(彼らのお父さん)は、次期社長を弟さんに任せると決めたそうです。実は弟さんは私とお付き合いをしてから自分の能力に自信をつけたみたいで、いつしか会社のメンバーから頼られる存在になっていたことも大きいようです。ちなみに、悪口男は弟が次期社長になると聞いて、すねて自ら会社を辞めたのだとか……。 一方の私はというと、一連の出来事の3年後に弟さんと結婚しました! 社長同士、切磋琢磨しながら支え合って生活していきたいと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月25日夫は私の妊娠を機に、子育て中のママを手助けできる会社を作りたい! と言って、脱サラしました。地道な営業を続けてきたおかげですこしずつ仕事は増えていますが、まだまだ大変な時期です。夫に負担をかけないように、私は里帰り出産を選択しました。産後1カ月が経ち、両親ときょうだいの力を借りて子育てする毎日は終了。これからは自宅に戻り、夫と力を合わせねばならないのですがーー。夫はイケメン社長私と娘の帰宅が楽しみだと言っていたわりに、夫はパーティーや接待ばかりでほとんど家にいません。会社経営に人脈作りが大事だと言いますが、さすがに多すぎてゲンナリしてしまいます。 それでも「ママを助けたい」という夫の気持ちを尊重しようと思い、大目に見ていました。その甲斐あってか、私の育休が明けるころには会社が急成長! 社員も増えたので、少しは家族の時間が取れるはずだと信じていました。 しかし家を開ける頻度は変わらず、度々大きな額のお金をおろすようになりました。とある雑誌で「イケメン社長」として紹介されて以来、夫の知名度も上がり、交友関係も派手になったような気がしています。 夫の隠し事貯金が減るペースは次第に早くなりました。会社はうまくいっているのか、ギャンブルなどにハマっていないか、心配になってしまいます。 考えても答えは出ません。夫を問い詰めると、表情が一変。深呼吸をしたのち「話さないといけないことがある」と言われました。できればすぐ話してほしかったのですが、仕事の電話がかかってきたため中断……。モヤモヤしながら一晩を過ごし、気付けば夜が明けていました。 翌朝、玄関のチャイムが鳴ったのでモニターを見ると、そこには見知らぬ女性が映っています。誰かと思って玄関を開けると、夫が奥の部屋から出てきて「ごめん! 迷ったんだけど……やっぱり離婚してくれる?」そう言って、記入済みの離婚届を出してきたのです。 突然のことに私が動揺していると、「そういうことなんで!」と女性も笑って言いました。その顔を見て、私はある事実に気がついたのです。 女の正体とりあえず、私は離婚届けに記入をしながらコッソリ弟に連絡を入れ、ことの顛末を報告。しばらくして、勤務中の弟が慌ててわが家にやってきました。 警察官の制服を着た弟が突然現れたので、女性は顔面蒼白に……。弟が「一緒に来てくれますよね?」と声をかけると、静かに頷いていました。 夫は「どういうことだ!?」と混乱中。私が「この人被害届が出ている結婚詐欺師だよ……。金銭的な援助を要求されなかった?」と聞くと、夫は心当たりがあったようで、「ウソだろ……」とつぶやきながら、呆然としていました。実は、私も弟と同様に警察官。職業柄、わるいことをした人の顔写真は毎日のように見ています。彼女はここ数週間で何件も相談がきていた人物だったので、よく覚えていました。 結婚詐欺師にしてはツメが甘すぎる彼女……。そんな女に引っかかった夫を残念に思いました。夫の残念な末路事実を知った夫は、私に復縁を迫ってきましたが、もちろんお断り。きっちり慰謝料は請求し、離婚が成立しました。私は娘と一緒に実家に戻り、まわりの手を借りながら育児と仕事の両立を頑張っています。夫はというと、不倫騒動と結婚詐欺に引っかかったことが社員に知られてしまったようで、「そんな人が世のママを助けるような会社を経営するなんて冗談じゃない」と、社員はこぞって退社。結局会社も倒産したようです。志高く、頑張って立ち上げた会社でしたが、もはや自業自得としか言えませんね。 長い時間をかけて得た信頼も、失うのは一瞬です。それを肝に銘じて、誠実に生きていきたいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月25日私は40歳の兼業主婦。夫と高1・中2・小6の3姉妹と5人暮らしです。夫は子どもが生まれた直後に起業し、忙しさから子育ては私に任せっきり。最近は家に帰らない日も増え、おしゃれにも目覚めた様子で……。そんなある日、「今から帰るから起きていてくれ」と夫から電話が。そして夜中の2時に見知らぬ若い女を連れて帰宅しました。 若い女と半同棲生活の夫と離婚へ現在夫は彼女と半同棲生活を送っており、「親権はやるから離婚してくれ」と言ってきました。呆れた私は「いいわ。離婚してあげます。その代わり慰謝料としてあなたは1000万円、そのお方は500万円用意できたらね」と伝えます。浮かれている2人は多額の慰謝料の請求にもあっさり承諾。 数日後、「お母さんのこと、頼んだよ」と話す夫に、「え? 私たちパパについていくよ」と3人娘。夫は驚き、子どもたちと一緒にいられると思っていた私はショックを隠し切れません。 ……でも、3人娘には何か考えがありそう!? 自由奔放に暮らす3人娘に、疲弊する夫娘たちに詰め寄られ、夫は「娘たちは引き取るから、とにかく離婚してくれ!」と言います。しかし夫の彼女は、子連れで来たことに激怒! 夫はこれまで通り、彼女の元へ通うことにしました。 「自分と暮らしたくないと思えば、娘たちは妻のところに戻るはず」と考えたヒカルは、娘たちを追い出す作戦を実行。娘たちに「お前たちが家のことは完璧にやれよ」と伝えるも、「今日は徹夜でパーティーだ! 支払いお願いね、お父さん」とまったく気にしていない様子です。 逆に彼女のマンションに泊まろうとすると「家に帰ってこないなら児童相談所に通報するから」と娘が電話をかけてきます。 「父親だけが幸せになるのは許せない」娘たちの作戦娘たちへの対応に疲弊した夫が久しぶりに彼女に会いに行くと、寝室に知らない男が! 「結婚したら財産もらえると思ったのに、使えないヤツ」と彼女の態度が豹変!夫はお金目当てで近づかれていたのです。 私に泣きつく夫ですが、時すでに遅し。家族をないがしろにしてきた夫を許すはずもありません。今回の娘たちの行動は、「父親だけが幸せになるのは許せない」と、再婚を邪魔するため、私に内緒で実行した作戦だったのです。 「養育費を倍払うから、娘たちを引き取ってくれ」と夫から慰謝料も養育費もたっぷりもらい、子どもたちと一緒に幸せな生活を送っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月25日私は現在28歳。事務職をしていて、昨年結婚したばかりの新婚ほやほやです。夫も同じ会社の営業部に勤めており、毎朝一緒に出勤しています。そんなある日、人事異動で元秘書の女性が夫の部署に入ってきたのですが……。これがかなり厄介な人物だったのです! 社長令嬢が夫を指名!?異動してきたのは、なんとわが社の社長の娘。そして、「私の指導担当はイケメンのみ」と、夫を強引に指導担当に任命したらしいのです。部長はもちろん、彼が既婚者で妻は私であると説明したそうですが、彼女はおかまいなし。その日、夫は一日中彼女に振り回されたようで、ぐったりしながら帰宅しました。 すると、夫の電話に着信が。発信者は、例の社長令嬢。夫は私に「手を上げたら限界の合図だから、俺に電話してくれ。そしたらキャッチだって言って電話を切れるから」と言って、しぶしぶ応答したのですが……。 「もぉ、出るの遅い! 今日は楽しかったって伝えたかったのぉ。明日もいろいろ教えてねぇ~」 やたら粘り気のある女性の声がこっちまで丸聞こえです。夫は無言で私を見て挙手。私は彼のスマホに電話をし、夫は「すみません、キャッチが入って……」と通話を切ったものの、5分後にはまたもや社長令嬢から電話がかかってきたのです。 その夜、繰り返し鳴る電話に夫が出ることはなく、23時くらいにようやく着信がなくなりました。これは大変なことになる、と覚悟した私。しかし、彼女からの鬼電はこの日のみで、あきらめたのだろうと胸をなでおろしたのですが……。 夫の行動があやしい…その日以降、夫の帰宅時間が明らかに遅くなりました。朝は私より早く出勤し、休日返上で仕事をするように。おまけに家ではスマホを常に持ち歩き、コソコソ誰かと電話をしている様子。うーん、これはあやしい! しかし、浮気をするにしても相手は誰? まさかあの社長令嬢では? 私は、何かヒントがないかと夫の動向を探ることにしました。すると次第に、状況が把握できました。そして、私が掴んだ真実をいつ彼に話そうかと機を見計らっていると、思いがけない出来事が起きました。 その日は日曜。夫は夕方まで仕事だと言って出かけ、私は家で食事を作って待っていました。すると突然、社長令嬢がわが家に押しかけてきたのです! ドア越しに、「話があるの、いるんでしょ!」と大声を出す彼女。私は夫に急いで帰宅するよう連絡し、何をされるかわからないのでドアを挟んで話をすることにしました。 そして、うまく誘導すればポロリと証拠を話してくれるかも……。そう思った私はスマホの録音機能をオンにして、会話をスタートさせたのです。 まさかの人物も登場「あいにく夫は留守です。お引取りを」と言うと、社長令嬢は「あんたこそ引き取って! ここには私が住むんだから、あんたは邪魔。さっさと離婚して!」「離婚しないなら、パパに言って事務職のあんたなんかどうにでもしてやるぅ」とわめき出しました。 「どういうことですか? 夫と不倫? 証拠でもあるなら、身を引きますが」と冷静に答えると、社長令嬢はペラペラと話し始めたのです。 「なら教えてあげるけど、あんたの夫はね、私が担当に指名したとき、『光栄です』ってみんなの前で告白してきたのよぉ」 (いやそれ、社会人として普通の挨拶だし……) 「それに~、会ったその日にぃ、連絡先を交換しようって迫ってきてぇ」 (部下と社用携帯の電話番号を交換しただけでしょ……) 「目が合った瞬間から、私たちの恋は始まったのぉ! これは運命よぉ」 (あの夜、夫は相当嫌がっていたけど……) 彼女の話にへきえきし始めた私。ちょうどそのとき夫が帰ってきたのですが、なんと、彼女の父親である社長も一緒だったのです! 私はようやく扉を開けました。 夫が反撃を開始!「パパも加勢しにきてくれたのぉ? 私たち、真剣に愛し合っていてぇ~」と主張する社長令嬢を見て、私は夫にアイコンタクト。すべてを知っていること、彼を疑っていないことを暗に示すと、向こうもうなずいてくれました。 そして、夫は反撃を開始。 「社長、お聞きください。僕は彼女につきまといのようなことをされています。これはセクハラです。お嬢さんのことを悪く申し上げたくはないですが、すべて完全に彼女の思い込みです」 夫がそう話すと、彼女は顔を真っ赤にしながら反論。 「な、何よ。俺に離れずついてこいって言ったわ!」 「取引先で迷子になったから、仕方なくね」 「私たち交換日記しているじゃないのぉ!」 「業務日誌だ、仕事の一環だよ」 「ラブラブのモーニングコールだってぇ」 「毎日遅刻するから、せかすための苦肉の策だ」 「パパにも毎日アピール電話していたでしょ」 「君の勤務態度と、そのせいで被った残業の報告!」 そう、夫が激務になったのは全部彼女の尻拭いのせいで、電話の相手は社長だったのです。勘違い令嬢が勝手に夫と不倫している気になっていただけ。社長も、娘のわがままな性格には思うところがあった様子。さらに、私が先ほど録音した脅迫に近い彼女のわめき声を聞かせると、もう事態は明白でした。 「君たちには迷惑をかけた……。娘は会社を辞めさせる。金輪際、君たちに近づけないようにする」 夫は辞職も考えていたようですが、社長から「私にあんなにはっきりものを言える人材はいない!」と信頼され、なんと昇格。今では社長の右腕として働いています。そして私はというと……夫との子どもを授かりました! この事件があってから、私たちは今まで以上に固い絆で結ばれています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月24日会社の同期だった彼と結婚することになりました! 結婚ももちろんですが、結婚を機に居心地のわるい実家から出られるのは、本当に嬉しいこと。両親は昔から8歳年下の妹・マリコを溺愛していて、私はいつも空気のような存在でした。しかし家に入れるお金や私が担当している家事を目当てに、家を出ることは許されなかったのです。結婚式当日、両親は私のドレス姿を見て「まぁまぁだな」とイマイチな反応。想定の範囲内ですが、残念な気持ちになります。 その少し後にマリコが控室にやってきました。隣には、引きつった顔の夫も一緒です。私はマリコの姿を見てびっくり! なぜかマリコはウエディングドレスを着ていたのです。ウエディングドレスを着た妹列席者がウエディングドレスを着ているなんて、非常識にもほどがあります。しかし、そんなマリコを見て両親は「似合う!」「お姉ちゃんとは違うな~! 」と、写真を撮り始めました。 「今日の新婦は私! 実は私、この人の子どもを妊娠してるの!」と、妹は夫の腕に抱きつきます。私は状況をすぐに理解できず、キョトンとするばかりでした。 「それはおめでたい!」「どっちと結婚しても、娘婿になることには変わりはない」と、追い打ちをかける両親に愕然としてしまいます。 肝心の夫はというと「たった1回だけだったんだ……」と血の気の引いた顔……。つまり、マリコが言うことはウソではなさそうです。 結婚式、その後…世の中には、1回の浮気ぐらいなら許すという心の広い女性もいると思いますが、私は無理です。しかも、相手がマリコだなんて考えたくもありません。ただ、悲しい顔を見せるのは嫌だったので「いいの!? 後はよろしく!」と言って式場を去りました。 結婚式が始まって驚いたのは、義両親と招待客です。この非常識な話を聞いて、ほとんどの人が式の途中で帰ってしまったのですが、マリコたちはお構いなし。そのまま式を続けたよう……。しかし私にとっては好都合です。その間に私は実家から荷物を持ち出すことに成功!「実家から出たい」という切なる願いが叶ったのです。結婚の件はショックでしたが、これから始まるひとり暮らしが楽しみで、私はすぐにたち直りました。 両親と妹の末路生活が落ち着き始めたある日、仕事を終えて会社を出ると、両親とマリコの姿がありました。どうやら、私を待ち伏せしていたようです。 「『後はよろしく』なんてひどい! 責任とってよ!」とマリコ。一体何のことかと思って話を聞くと、元夫の現状を知っていたのに黙って譲ったのはわるいことだと言われてしまいました。実は元夫のポンコツっぷりは筋金入り! 同期の中でもダントツで仕事ができませんでした。私たちの会社は業績でお給料が決まるため、夫の年収は私の約半分程度。しかも、それを知ってプライドが傷ついたようで、勢いで辞表を出してしまったのでした。 マリコの話では再就職先も見つかっていないようです。もう関係のない話さらに両親も、今まで私が家に入れていたお金をアテにした生活だったため、ついに貯金が底をついたのだとか。式場の支払いも滞っていて、もう待てないと言われたと泣かれましたが、私には何の関係もない話です。 「もうしばらくしたら慰謝料の請求もいくと思うからよろしくね!」と笑顔で言って、その場を立ち去りました。 婚約破棄になったのは悲しいことでしたが、家から出て、両親や妹と決別できたので、結果オーライです。今思えば、あんな男と結婚しなくてよかったと思っています。 家族との窮屈な暮らしから抜け出すことができて本当に良かったですね。足かせだった家族から解き放たれたこれからの人生を、十分に楽しんでほしいと願います。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月24日私は年上の夫と、娘の3人暮らしです。共働きのため、娘が帰ってきてから夕飯の時間までは私の両親に娘を見てもらうことがほとんど。娘と母はとても仲がいいんです。夫はアパレル関係の会社に勤めていて、週末は基本的に仕事。家族の時間はもともと少なかったのですが、次第に夫の帰宅時間が遅くなり、何かと理由をつけては休日も外出することが増えました。 理由を聞いても「仕事だ」と言うばかり。そして機嫌が悪い日もどんどん増えていき、「何か隠しているのでは……」と、不審に思い始めました。 入学式の日の出来事娘の小学校入学式の日、私たちは式に出席するために準備をしていました。しかし、夫が突然「急な仕事が入った」と言い出したのです。以前から入学式の日は仕事を休む約束していたため、私は唖然。 「さすがにそれはないでしょ……断れないの?」と不満を言うと、「仕事なんだから、しょうがないだろ!?」と苛立った様子で言い返します。しかし娘は、「わかったよ。いってらっしゃい、パパ」と夫を笑顔で見送りました。そして、私は娘から驚きの事実を聞かされたのです! 真実の発覚入学式が無事に終わり家に帰ると、母が家にやってきました。そして今日仕事に行っているはずの夫がパチンコをしている衝撃の写真を見せられました。実は、最近夫の様子がおかしいと感じていた娘が母に頼んで、夫を尾行していたのだそう。夫が入学式をすっぽかしてパチンコに行っていたことを突き止めていました。 その日、夜遅くに仕事をしたふりをして帰ってきた夫に、母は「ねぇ、子どもの入学式に行かないでパチンコなんて、どういうこと?」と、証拠の写真を突きつけて夫を問い詰めました。 夫の白状と決断夫はついに口を開き、パチンコ依存を認めました。最初は勝っていたものの、すぐに負けが込み、大赤字に陥っていったとのこと。さらに、消費者金融から借金をしてまでパチンコを続けていたのです。 衝撃の事実を聞かされて、私は離婚も考えましたが、夫は深く反省している様子だったので、もう一度だけチャンスを与えることに。夫は借金返済のためにダブルワークをすることを約束しました。 家族の再出発家族として大きな危機を迎えましたが、夫の反省と必死の働きにより、少しずつ私と娘から信頼を取り戻しています。パチンコをきっぱり辞めて、家族との時間も増え、穏やかな日々を過ごせるようになりました。 人は誰でも過ちをおかします。大切なのは、そこからどう挽回するのかということ。一時は離婚も考えましたが、夫は娘や家族との時間を大切にしてくれるようになりました。この経験を糧に、これからも支え合いながら一歩ずつ前に進んでいこうと思います。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月23日私は27歳。第一子を妊娠中で、一軒家で夫と一緒に幸せに暮らしていました。しかし最近、夫の会社の業績が悪化し減給に! そこで私が、資格やスキルを生かし、在宅ワークで家計を支えているのですが、夫より稼ぐようになったことが彼の気に障ったようで……。 やさしかった夫が…とある日のこと。夕食の準備を終えておなかが張ってきた私は、寝室で横になっていました。すると仕事帰りの夫から電話があり、「駅に着いたら雨が降ってきた。すぐに車で迎えに来い!」と命令口調で怒鳴るのです。 私が「ごめん、今おなかが張っていて……」と言うと、「妊婦だからって言い訳しやがって!」と電話をガチャ切り。その後、夫は深夜に帰宅し、雨宿りのために入った居酒屋で女の子たちにおごりまくって散財したと豪語していました。 もう、怒りを通り越してため息しか出ません。ちょっと前まで、とてもやさしい人だったのに……。いちいち腹を立てていたらおなかの子に良くないと思い受け流していると、夫の言動はエスカレート。私への暴言を繰り返し、物に当たり、さらには仕事帰りに遊び歩くようになりました。 私に無断で子ども用の貯金も崩してしまい、そろそろ我慢の限界に。そんな中、決定的な事件が起こったのです。 あらぬ疑いをかけられ…ある朝私は突然、夫に強い口調で問い詰められました。 「お前、浮気しているだろ? コソコソ寝室を抜け出して、別の部屋に移動しやがって! 俺とはもう一緒の空間にもいたくないってわけか?」 「何それ、誤解よ! 浮気なんてするわけがない!」 ただ、部屋を移動していたのは本当。というのも、彼のイビキがうるさくて眠れないためです。本人はイビキをかいている自覚がなく、説明しても納得してくれません。仕方なく私は、録音アプリをスマホにダウンロードし、イビキを録音することにしました。 そして翌日の夜。無言で夫が帰宅したかと思ったら、ひどく興奮した様子で私に声を荒らげたのです。 「お前、今日の昼間、男と外を歩いていたよな? その腹のガキも、俺の子どもじゃないんだろ?」 この暴言はさすがに聞き流せません。私は病院の先生にばったり会っただけだと釈明しました。 「それ、産婦人科の先生よ! ばったり出くわしてさ」 しかし、一向に信じない夫。「俺に隠れて不倫して、ガキまで作って。そいつを俺に育てさせようって魂胆だな。なんて女だ」 「そのガキって言い方、何? 信じられない。人の話も聞かずに妄想して、そんなひどいことをよくも……。この子はあなたの子なのに!」 すると突然、夫はニヤリ。口角を持ち上げ、不気味に笑い出したのです。 「そうだよなぁ、身重のお前には、父親が必要だよな? 離婚されたくなかったら、俺に立てつくな!」 あることに気がついた私そして夫は言ったのです。 「ガキの本当の父親からは、慰謝料と養育費をふんだくってやる!」 私はこの言葉に耳を疑いました。こんな人間が子どもの父親になるなんて、恐ろしすぎる! 黙って離婚届を書いて出ていこうかと考えましたが……。実家の両親に離婚を告げようとスマホを操作したとき、私はあることに気がついたのです。 翌日、もろもろの準備をすませた私が待つ家に、夫はのこのこ帰ってきました。私は玄関チェーンをがっちりかけて、扉のすき間から宣言。 「あなたは出ていって。この家に入るな!」 「何だと!? 身重のお前はどうせ俺とは別れられないくせに……」 私は黙ってスマホを取り出し、夫があの日私を罵倒しまくった音源を流しました。 「あんたのイビキを録音するつもりで入れたアプリが偶然起動していたの。この音声、義両親に送信しておきました。お義父さんカンカンに怒っていたわよ? もちろん離婚も承諾してくれたから」 ちなみにこの家の名義はお義父さん。 「息子が迷惑をかけたおわびに、家財はすべて私とおなかの子に差し上げますって!」 そのタイミングで、夫の後ろから4つの影が登場。私はようやくチェーンを外しました。 離婚が成立し慰謝料もやってきたのは義両親と私の両親。みんな、連絡したら飛んできてくれたのです! 私に平謝りの義両親は、逆ギレしてわめき散らす息子の首根っこをつかみ、実家へ引きずっていきました。 その後、夫とは無事に離婚が成立。あの音声が決め手となり、慰謝料も受け取りました。そして、生まれた子どもを認知し、養育費を支払うという条件つき。 私は無事に娘を出産。現在は、義父からもらった一軒家で元気にシングルマザーをしています! 私やおなかの子に暴言を吐いた夫とは絶縁したものの、義両親とは交流を継続。ちょくちょく育児や家事を手伝いにきてくれるので、とても助かっています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月23日10歳年上の夫が2年前に病気で他界し、現在は中学生の息子と2人で暮らしています。当時は、不安と悲しみでいっぱいでしたが、なんとか女手一つで頑張ってきました。ただひとつ、夫が亡くなってから始まった義母の嫌がらせにはなかなか慣れません。義母は5年ほど前に亡くなった義父の遺産で、悠々自適な一人暮らしをしています。ご近所さんと毎日のように井戸端会議をしているのですが、そこで私の子育てにダメ出しをしたり、変な噂をでっちあげたりするのです。義母の嫌がらせ今日も仕事から帰ると、タイミングを見計らっていたかのように、義母から電話がかかってきました。部活帰りの息子を見かけたから声をかけのに、無視されたと怒っています。 息子に詳しい話を聞くと、友だちがいる前で息子に向かって「ちゃん」付けで呼びかけたのだとか……。さすがに思春期の男の子にとっては恥ずかしいことだったはず……と伝えたところ「あなたの育て方の問題ね!」と吐き捨てました。夫は中学生のときに人前で「ちゃん」付けで呼んでも、嫌な顔なんかしたことがなかったと義母は言いますが、思春期なんて人それぞれです。そう言っても、理解してもらえるわけもなく、結局は「ちゃんと母親ができないなら、孫は返してもらうから!」といつものセリフです。「返す」だなんて、息子は物じゃないと言うと、嫁のくせに生意気だと一喝。それでも、義母にとって息子が大切な孫であることに変わりはありません。これからも義母の嫌味に付き合う覚悟でいました。 息子に隠していた秘密あるとき、いつものように仕事から帰ると息子の姿が見当たりません。帰りを待っていると義母から電話がかかってきました。なんだか嫌な予感がして出てみると……。 「孫は返してもらうからね。あなたがいつまでも言わないから、我慢できなくて私から本当のことを教えてあげたんだ」と義母。 嫌な予感は的中してしまいました。義母の言う「本当のこと」というのは、息子が私の実子ではなく夫の連れ子だということ。前妻は息子を妊娠中に浮気していて、それが原因で息子が産まれる前に夫と離婚しました。しかし私たちが再婚してすぐ、前妻は別の男と逃げてしまい、息子は私たち夫婦が引き取ることになったのです。 息子を失ってしまうかも…息子が実子ではないことは、いつか本人に話さないといけないと思っていました。でもタイミングを見つけられないまま、ここまでズルズルときてしまいました。息子が事実を知ったら今の関係が壊れてしまうのではないか……そう考えると怖かったのです。 義母から事実を告げられた息子は、客間にこもったままだと聞き、私は居ても立っても居られなくなり、義実家に向かいました。 私が義実家に到着すると、息子は客間から出てきました。それを見た義母は「無理に『母さん』なんて呼ばなくていいのよ! だって、血のつながってない偽の親子なんだから」と笑っています。 さらには「本当の家族はおばあちゃんだけなんだから、うちで暮らしなさい!」とドヤ顔。息子も「うん。母さんは他人だ……」とつぶやいています。息子の本音息子を失ってしまうと血の気が引いた次の瞬間、息子は冷たい目で義母を見て言いました。「そんなの父さんから聞いて知ってたよ。血縁関係がなくても世界で一番俺のことを考えてくれる、自慢の母親だよ」そう続ける息子の言葉に、私は思わず声をあげて泣いてしまいました。「おばあちゃんの思い通りにならなくてごめんね! じゃあ」そう言って、息子は私の手を引いて義実家を後にしました。 どうやら義母は義父の遺産を使い果たしたようで、息子が相続した夫の遺産と私からの養育費目当てに、息子を引き取りたがっていたそうなのです。息子は井戸端会議で義母が話しているのを耳にし、すべてわかっていました。 一度は息子を失う恐怖でいっぱいになりましたが、おかげでこれまで打ち明けられずにいたモヤモヤも晴れ、親子の絆も深まりました。息子が大人になるまで、これからも親としてしっかり支えていきたいと思っています。 血のつながりがなくても、家族は家族です。2人が過ごした時間や絆が、紛れもなく彼らを家族にしたのですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月23日私は27歳の会社員。家事に協力的な夫と2人で暮らしています。しかし、問題は義母。「長男の嫁なんだから」とまるで召使いのように私をこき使うのです……。義母に召使扱いされる日々……義実家に行くたびに「長男の嫁だから」と、家事ばかりさせられて、まるで召使いのような扱い。義父がかばうと「あなたは黙っていてちょうだい!」と義母が怒り、険悪になってしまいます。 その間、夫はテレビを見ているだけで、かばうこともなければ手伝ってくれることもありません。あげくの果てには私に「頑張れよ〜」という始末。 義母と距離を置くことにいつの間にか義母と夫の間で、「月に1回は義実家に顔を出す」というルールができていました。義実家に行っても、私は買い物や掃除で毎回ヘトヘトになってしまいます。一方夫は酔いつぶれて記憶が無い様子。私は「お義母さんに会うのがつらいから、もうあなたの実家には行かない」と夫に本音を伝えると「母さんは不器用な人だから、君のことが嫌いなわけじゃないと思う」と、義母をかばいます。 私は「お義母さんからの電話は出ない。こっちからもかけない」と義母と距離をおくことを決意。 しばらく平穏な日々が続いたのですが…… 急に押しかけてきて、わざと……ある日、義母が急にマンションにやってきました。夫から「妻が仕事で忙しい」と聞き、料理を作りに来てくれたとのこと。義母は食材もすべて持ってきて、台所で料理を作り始めました。 料理が完成し「おいしい?」と聞かれるも、どうやら私の分だけ味を濃く作っていた様子。困っている私の反応を見ながらニヤニヤしていたので、確信犯です。 我慢の限界に達した私は、2人に悟られないよう離婚準備を進めることに。 焦る夫と罵る義母数日後、またやってきた義母に笑顔で「ゆっくりしていってください。私は実家に帰りますので」と伝え、離婚届を差し出しました。 「俺、なにもしてないじゃん」と焦る夫に、私は「義母からかばってくれないあなたに愛想が尽きました」と伝えました。「嫁のくせになんてこと言い出すの?」と騒ぐ義母と、「母さんのせいだ!」と言う夫は結局言い合いに。そんな2人を横目に私は家を後にしました。 私は実家に帰り、親孝行をしながら両親とのんびり暮らしています。自分のことを大切にしてくれる人と一緒に暮らすのが幸せですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月23日私は35歳の兼業主婦です。8歳の息子と5歳の娘と、家事育児に協力的な夫の4人で幸せに暮らしています。しかし、義両親がとんでもない人で……。 義両親のひいき義両親は息子のことを「わが家の大事な跡取りだから」と言い、とても大切にしますが、娘のことはいつもスルー。お誕生日やクリスマスには息子だけに贈り物が届きますが、娘には何もありません。 私は孫差別する義両親にどう接していいか悩み、義実家と極力関わらないように過ごしていました。 こどもの日のお祝いでこどもの日が近づいたある日、義両親から「久しぶりに一緒に食事でもしよう。。お寿司をご馳走するよ」と連絡がありました。 私は娘がまたつらい思いをするのではと心配しましたが、夫の「俺たちも一緒にいるから大丈夫だよ」という言葉に背中を押され、家族で出向くことにしました。 娘への冷遇と衝撃の事実到着すると、やはり義両親は息子を特別扱い。娘への冷遇は相変わらずでした。お昼どき、義母が食事を準備し始めたので、私が手伝おうとすると、すごい剣幕で止められてしまいました。 そして食卓にお寿司が並びました。「たくさん召し上がれ♡」と出されたお寿司を食べようとすると、息子が突然「ママ、食べないで!」と私の皿の寿司をごみ箱に捨てたのです。 理由を聞くと、私の寿司から変なにおいがすると言います。夫と一緒に捨てられた寿司を確認すると、腐っているようでした。義両親に真相を問い詰めると、義両親は私の分の寿司だけ冷蔵庫に保管していなかったことを白状しました。 ひどい義父母と絶縁義両親は私を体調不良にさせて、息子だけ預かる魂胆だったよう。息子をわが家から引き離し、そのまま息子を養子にしようとしていたとのこと。この暴挙に、私たちは激怒。 夫は、「妻や娘にひどいことしてくれたな! もう我慢の限界だ!」と言い、息子は「おじいちゃんもおばあちゃんも大きらい!」と叫び、私たちは今後一切、義両親との関係を断つことをその場で伝えました。義両親は「そんな……」とショックを受けていましたが、自業自得です。 孫を大切に思ってくれるのはありがたいですが、性別で差別をしたり、行き過ぎた行動を取るのは許せません。それからというもの、義両親と連絡を取ることもなくなり、穏やかな日々を過ごしています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月22日働き始めて5年。入社当初はわからないことも多く、何度か辞めようと悩んだこともありましたが、焦らずに1つずつじっくり取り組んできた結果、今では大事な仕事も任せられるようになりました。しかし今でも頭を悩ませ続けるのが、同期のユウコのこと。美人で社交的なユウコは、見た目も性格も地味な私とは正反対。先輩からもチヤホヤされていました。そんな力関係もあってか、面倒な雑用を私に押し付けるようになりました。正直あまり関わりたくないのですが、同期で同じ部署である以上、そういうわけにはいきません。 そんなある日、新プロジェクトのメンバーに私が選ばれました。リーダーは私の上司でもあるキヨシさん。実はユウコの憧れの人で……。同期からの嫌がらせプロジェクトのメンバーが発表されると、早速ユウコは私に対する文句ばかり。「あんなに仕事ができないのにどうして!?」と触れ回っていました。もちろんそんなことでメンバーが変わるわけがありません。するとユウコの嫌がらせが始まりました。仕事を押し付けてくるのはもちろん、私がキヨシさんに片思いをしているという噂まで……。どうりで私がキヨシさんに話しかけると、まわりがニヤニヤするはずです。 嫌がらせを乗り越えて…噂はキヨシさんの耳にも入ってしまったようで、なんだか気まずい雰囲気に……。それでも、プロジェクトが進行していくにつれてどんどん忙しくなり、ユウコの相手をする時間もなくなっていきました。すると、ユウコはどうやら作戦を変更したようで、会議室にやってきてお茶出しをしたり、キヨシさんにお菓子の差し入れをしたりと、直接アピールをするようになったのです。ただ、キヨシさんは戸惑っているだけでその気がないのは明らかでした。 それから数カ月後、プロジェクトは大成功! もちろん、成功の立役者はキヨシさんです。自分がどんなに忙しくてもプロジェクトのメンバーを気遣う姿を見て、本当にすごい人だと感じました。 苦手な同期とさよならしたはずが…しかし、今回のプロジェクトを終えた後、キヨシさんは会社を辞めて独立することになりました。ユウコはすっかりモチベーションが下がってしまったのか、仕事に身が入らずミスを連発。そして、私にはこれまで以上にキツく当たるようになりました。 それからしばらくして、私も仕事を辞めることになりました。ユウコは私の退職を惜しむ素振りさえ見せず、「陰キャ顔を見なくていいから清々する!」と最後まで酷いセリフを投げます。 これでユウコには一生会わずに済むと思っていたのですが、数年後、休暇で行った温泉旅館でまさかの再会を果たすのです。ついにカミングアウト!「相変わらず地味ね。アンタがこんな高級旅館で何してんのよ」と相変わらずのユウコ。 「実は私すこし前に結婚して、今日は新婚旅行なの」と言うと、「地味子なのに結婚できてよかったね。どうせ相手はブサ男だろうけど〜」と、見てもいないのに夫をバカにしたのです。 そのとき、笑うユウコの後ろから「久しぶり。ブサ男って俺のこと?」と夫が登場しました。夫の顔を見てユウコはびっくり! 実は私の夫というのは、ユウコが憧れていたキヨシさんなのです。ユウコが変な噂を流してくれたおかげで、なんだかお互い意識するようになって、結局付き合うことになった私たち。「ユウコはキューピッドみたいなものだから、お礼を言おうと思ってたんだ♡」私がほほえむと、ユウコは悔しそうに走り去っていきました。 今度またどこかでばったり会っても、ユウコは話しかけてこないような気がしています。 嫌がらせが付き合うきっかけになるなんて、残念な話ですね。会社は仕事をして、自身のスキルを磨く場所。嫌がらせをするのではなく、その分勉強や自分磨きに時間を使っていたら、何か違う結末を迎えていたのかもしれません。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月22日娘と歩く帰り道にあるコンビニに、最近若者が集まっています。彼らは1台分の駐車スペースを占領して座り込み、タバコを吸ったり食事をしたりし、そのゴミは置いていってしまうのです。気にはなっていたけれど、私や娘に危害が及ぶのが怖くて触れないようにしていました。ピクニック!?あたたかくなるにつれ若者がコンビニ前にたむろする日が増え、ほぼ毎日目にするようになりました。コンビニの店員さんも注意ができないのか、言っても聞かないのかわかりませんが、我が物顔で過ごす若者たち……。 しかしそんな若者に娘は興味津々! 楽しくピクニックをしているとでも思っているのか、自分もコンビニ前でごはんを食べてみたい、と言います。 私は、若者が座っているのは車を停める場所で食事をする場所ではないことを説明し、代わりに、実家の母を誘って公園ピクニックに出かける約束をしました。 娘の勇気ある行動!憧れのピクニックに娘は大興奮! お弁当を食べながら、母にコンビニの若者のことを話していました。 母は娘に「ダメなことはダメだと伝えないといけないね」と告げたよう。母親として耳が痛くはありましたが、注意をして娘が怖い目にあうのは嫌なので、関わらないようにするばかり……。 しかし母に感化された娘はピクニックの帰り道、コンビニにいる若者に向かって「そこに座ってたらダメー!! ごはんを食べたいなら公園に行きなさい!!」と叫びました。 若者は注意されたことが不満だったのか、あからさまに苛立った顔をこちらに向けてきたので、思わず娘の手を引いて走って帰ったのでした。 その後私は母に電話をかけ、一部始終を報告。母の言うことは最もだけれど、娘に言うのはやめてほしいとお願いしました。正義感の強い母は不満そうにしています。 母が絡まれている!?その数日後、例のコンビニで買い物をしていると、若者に囲まれている母の姿が目に入りました。きっと母が何か言ったに違いありません。 すると娘は咄嗟に「危ない!!!」と言って、コンビニの外にダッシュ! 私もあとを追いかけました。 娘曰く、母は「おばあちゃんなら悪い奴は絶対にやっつける!」と言っていたそう。男兄弟と取っ組み合いの喧嘩をして育った母は、きょうだいイチ喧嘩が強いことで有名です。母が本気を出せば、数人の若者など簡単に倒せてしまうでしょう。 娘はそれを知っているため、若者の身を案じ、焦って駆け出したのでした偉大な母若者はどんなに詰め寄っても怯まない母に、逆に圧倒されていた様子。その上、自分たちのおこないが正しくないと根底でわかっていたようで、母のそばから離れてくれました。 その後は母は、若者にピシャリと注意。それ以来若者は、コンビニでのたむろをしなくなりました。それどころか、街中で母に会うと挨拶をしたり荷物を持ってくれたりするようになったのだとか。 娘も母を尊敬の眼差しで見ています。わが母の偉大さを知った一件でした。 正義を貫いたおばあちゃんも立派ですが、子どもを守るための行動をとった気持ちもわかりますね。ゴミのポイ捨てや騒音、お客さんを入りにくくしているなどの営業妨害をしている場合は、警察に通報することも一案です。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月21日私は33歳の専業主婦。3年前に夫と結婚し、義両親と一緒に暮らしています。実は同居している家は義両親が頭金なしで10年前に購入したものですが、ローンの支払いに困り、1年前に私たち夫婦を頼ってきたのです。私たちがローンの支払いをする代わりに、家事はすべて義両親がしてくれ、平和に生活しています。しかし、年の離れた義妹がやってきてから生活は一変するのです……。 家を追い出そうとする義妹夫婦義両親は義妹を溺愛。しかし、自分勝手な義妹と夫はあまり仲が良くない様子。実家に帰ってきた義妹は、見るからに軽そうな男を連れていました。 しかも、結婚していて妊娠していると突然の報告! 驚きを隠せない義両親。「子育てするには親の協力が必要不可欠でしょ? 私たち、ここに住むことにしたから」と言い放ちます。 空いている部屋がないとを伝えると、「なら、お兄ちゃんたちが出ていったら? 子どももいないんだし、同居してる意味ないじゃん」と。 夫はローンを支払っているのは自分たちであることを伝えるものの、「私の夫も私も仕事してるし、収入あるから大丈夫」と義妹。義両親はローンを払ってくれるのであれば、義妹や初孫と同居したいのが見え見えです。 ローンは義妹夫婦が払い、私たち夫婦は出ていくことに数日後、また実家に義妹夫婦がやって来ました。「私みたいに、パパたちに初孫見せてあげられる親孝行な子どもがこの家に住めるのよ。この土地と家は私のものよ~♪」と言う義妹。 義母も「この子たちには家が必要なのよ。私もそばで娘の子育てを応援したいの」と義妹と住みたい様子。月収の4~5割をローンと光熱費に充てていると伝えても、「楽勝!」と義妹夫婦は聞く耳を持ちません。 話が通じないと判断した私たちは、さっさと出ていくことにしました。義妹夫婦は入れ替わる形で引っ越してくるとのこと。 実家のローンは50万!?その事実を知った義妹夫婦は……そして引っ越し当日。「ローンの支払い、大変だと思うけど頑張れよ」と義妹に通帳を渡す夫。「ちなみに……ローン月々50万円だから」。驚き慌てる義妹夫婦。実は、夫の月収は30万円で、歯科医をしている私の月収は80万円だったのです! 義妹の夫は時給1100円の指名ゼロのホストで、月収は15万円ほど。ローンの支払いができないと聞き焦る義両親は「ローン払ってくれるって言うから、息子たちを追い出したのに!」と本音がポロリ。義両親と義妹は、みんなで一緒に住もうと提案しますが、もう後の祭りです。 実家から遠く離れた土地で歯科医を開業その後、私たちは実家から遠く離れた土地で歯科医を開業。夫が事務を担当し、夫婦仲良く働いています。 生活レベルにあった家を購入せずに息子夫婦を頼る義両親も、嘘をついてまで押し掛ける義妹夫婦も自分勝手すぎ! 身から出た錆ですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月21日昔から、結婚したら専業主婦になって、夫と子どものサポートをするのが夢だった私。ついに結婚が決まり、その夢を叶えられることになりました。夫は会社の同期です。正直、私のほうが業績が良かったので、辞めないでほしいと上司からも言われていたのですが、小さいころからの夢を優先させてもらいました。ついに待ちに待った結婚式。友だちや同僚からお祝いの言葉をかけられて、人生最高の日!! だったはずがーー。結婚式当日、事件は起こる…「なんであなたがそれを着ているの!?」 遠くから聞こえたのは母の声。そして、その隣には純白のウエディングドレスを着た妹の姿がありました。音信不通で結婚式にも来ないと思っていた妹の突然の登場に、夫も義両親も目を丸くして見ています。2歳年下の妹は昔から私のまねばかりして、私が持っているものは文房具から彼氏まで、なんでも欲しがるような問題児でした。見た目はかわいいので、周囲からは「かわいい妹さん」と評判でしたが、正直あまり関わりたくないのが本音です。 花嫁チェンジで♡「今日の花嫁は私!」と妹。母の制止を振り切って式場に入ろうとしていますが、そんなの意味がわかりません。ドレスを脱ぐよう言うと、妹は「私、お義兄さんの子どもを妊娠したの! だから、私が結婚する!」と叫びました。私はもちろん、まわりにいた友だちや同僚も言葉を失っています。「花嫁チェンジで♡」妹がそう言うと、義両親が夫に「本当なのか?」と詰め寄りました。顔面蒼白でうろたえる夫を見て、私は怒りを通り越して呆れてしまいました。 不器用だけど、何事にも一生懸命でやさしくて真面目。そんな夫が大好きでしたが、自分でもビックリするくらい愛情が冷めていくのを感じました。「どうしよう……」私の隣で声を震わせている夫に、私は「別にいいけど? 花嫁チェンジで」と言い放ち、そのまま近くにいたスタッフに、新婦がチェンジになる旨を伝えたのです。 夫への餞別私の決断に周囲もビックリしていましたが、妹だけはノリノリ。せっせと式場へ向かったのですが、一部始終を見ていた友だちや同僚たちが「話が違う」「最低だ!」「常識で考えろ!」と、参列をボイコット。 式場には誰もいなくなり、結局式はキャンセルになりました。当日キャンセルなので、費用は全額負担。もちろん、夫と妹に請求してもらうようにお願いしました。 そして私はひとつ、夫に餞別をあげることにしました。それは、結婚前に受けたブライダルチェックの結果。夫はどうせ自分に問題はないからと、一緒に結果を聞きに行くのを拒否したので、私だけが結果を知っているのでした。 実は夫は生殖機能に懸念点があり、自然妊娠は難しいと言われていました。「なぜ子どもができたのか、今度教えてね」そう言って、診断書結果のデータを夫に送信しました。 妹に騙されていると知った夫の顔は、真っ青から真っ赤に……。妹は人を疑うことを知らない夫なら、ウソをつき通せるとでも思ったのでしょう。夫の哀れな末路2人は目の前で醜い喧嘩を始め、夫は私に復縁を求めてきましたが、時すでに遅し。妊娠していなくても不貞があったことは事実です。結婚式のキャンセル料と慰謝料を請求し、婚約破棄しました。その後、あれだけ浮かれて退職したのになんだかちょっと恥ずかしい気持ちもありましたが、元の職場に復帰。みんな、白い目で見るどころか大歓迎してくれました。 元夫とは今でも同僚ですが、あの一件でまわりから冷ややかな目で見られるようになり肩身が狭そうにしています。それでも払わねばならないお金があるので、やめられないのでしょう。夢は一歩手前で現実にならなかったけれど、いつか最高のパートナーに出会えるまで、バリバリ働こうと思います。 結婚式は人生最高の日であってほしいのに、その場で夫の浮気が発覚しただけではなく、相手が身内だったとはショックでしたね。しかし、まわりの人の誠意ある対応に、少しだけスカッとしたのではないでしょうか。また素敵な人に出会えることを願っています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月20日広告会社の社長である私は、ひとつ年上の彼とお付き合いをしています。これから先も彼とずっと一緒に、2人で幸せな日々を過ごしていくものと思っていました。しかし、彼の家族と初対面を果たしたあと、私の人生は大きく変わっていって……。デート中に偶然、彼の両親と遭遇!33歳の私は数年前、とても頼れる存在の姉からすすめられ、ネット広告関連の会社を設立しました。ちょうどそのころ、ひとつ年上で飲食店のウエイターをしている男性との交際もスタート! 公私共に充実した日々を過ごしていました。 そんなある日。彼とデートをしていたときに偶然、彼の両親と遭遇したのです! 軽くあいさつを済ませると、彼のお父さんから「お仕事は何をされてるんだ?」と聞かれたため、私は素直に「会社を経営しています」と答えました。 すると、彼のお父さんは「社員は何人くらいだ?」「出身大学は?」と質問を連発。「あ……社員は10人で小さな会社なんです。大学は行ってません」と答えると、今度は彼のお母さんからも「もしかしてご両親がお金持ちなの? お金に余裕なかったら起業できないものね?」との質問が。 私は心の中で「初対面でお金の話はちょっと……」と思いながらも、彼の両親に嫌われたくない気持ちもあり、「いや、うちは母子家庭です。母がひとりで私と姉を育ててくれたので、お金持ちではありません」と正直に答えたのです。すると、お父さんが「母子家庭か」とボソッと呟き、それからしばらく沈黙が続きました。 気まずくなった私は「そろそろ失礼します」と言い残して、その場をあとにしたのでした。 彼のお兄さんともばったり!それから2年後、彼の実家に結婚あいさつに行くことが決まったころ。なんと、彼のお父さんが勤務している大手企業から、私の会社に取引の話が舞い込んできました。私は信用できそうだと判断し、契約を結ぶことに。そのことを彼にも話します。 すると、彼は「父さんが勤める大きな会社と契約してもらえてよかったじゃん! これで君の会社も従業員を増やしたり大きくできるんじゃない?」と言うのです。私は従業員を増やすつもりはなく、なんとなく彼の発言にモヤっとして、仕事の話を切り上げました。 そのあと、彼と夕食を食べに行くことになったのですが、お店に向かっている途中……なんと、今度は彼のお兄さんに遭遇したのです! 彼のお兄さんは遠方に住んでいるため、顔を合わせる機会はこれまで一度もありませんでした。どうやら、お兄さんは何か用事があって地元に戻ってきていたようです。 彼のお兄さんに、軽くあいさつを済ませます。すると会話の最中、お兄さんが手帳型のスマホケースをパカっと開けたのですが……そのケースの中に、カードタイプのホテルのルームキーが入っているのを、見てしまったのです。 地元に戻ってきたのに実家には泊まらないのだろうか……? このとき、私は彼のお兄さんを少し不思議に思いましたが、それほど気には留めませんでした。 お兄さんに待ち伏せされて…!?翌日。私が仕事を終えて会社を出ると、なぜかそこには彼のお兄さんが待っていました。お兄さんは深刻な顔をしながら「話があるんです」と言います。そんな言い方をされては話を聞くしかなく、近くのカフェに移動することに。その後、お兄さんから語られた内容はとても衝撃的なものでした。 なんと、お兄さんは今回、家族に絶縁宣言をするために地元に戻ってきたとのこと。お兄さんから、彼や彼の両親について悪い話を聞かされますが、私は彼のことが好きだったため、にわかには信じられません。 そのため、お兄さんの話にモヤモヤしながらも後日、私は予定通り彼の実家へあいさつに行くことにしたのです。 久々の再会で…彼の両親が豹変!そして迎えた当日。私はまず「本日はお時間をいただきありがとうございます」と、彼の両親にお礼を伝えようとしました。しかしそのとき、彼のお母さんが私に向かって、湯呑みに入ったお茶をビチャっとかけてきたのです! 熱くなかったので火傷はしませんでしたが、私は驚きのあまり言葉を発せませんでした。 ぼうぜんとする私に対して、お父さんは「大した女じゃないからすぐに別れるだろうと思っていたのに……母子家庭で10人しかいない会社の社長? そんな女との結婚は認めん!」と言い放ちます。お母さんも続けて「母子家庭のクセにねぇ。貧乏な家の娘が嫁になるなんて恥ずかしいわ!」と暴言を吐いてきました。 私はあまりの言い草に苛立ちながらもどうすればいいかわからず、彼に「助けて」と視線を送りました。彼なら怒ってくれると思ったのです。ところが、私の願いは届かず……。彼は「とは言っても社長だよ? 金ならある程度もってると思うよ?」と言い出すのでした。 実は昨日、彼のお兄さんと密会したときに伝えられた内容というのは、彼や彼の両親がとんでもない浪費家であり、多額の借金を抱えているということ。なんとしてでも借金を返済したい彼の両親は、金持ちの令嬢との結婚しか認めないと言っているようなのです。 彼が金のためだけに私と付き合っていたことがハッキリとわかった今、この場に留まり続ける理由はありません。私は彼らにハッキリと文句を言って帰ろうと決意しました。 お父さんに届いたメッセージとはそのとき、彼のお父さんのスマホにあるメッセージが届きました。それを見た途端、お父さんの顔は真っ青に。隣から画面を覗き込んだお母さんも同様に青ざめます。 そんな2人の様子に気づかない彼が「悪いけど、金がないっていうならお前との結婚はなしで!」と言ってきたため、私も「わかりました……結婚はやめます。こちらこそ願い下げだわ」と言い返しました。するとそのとき、なぜか彼の両親が「そんなこと言わないでちょうだいよ」と、コロッと態度を変えたのです。ここで私は、お父さん宛てに届いたメッセージの内容を察しました。 ひとり状況を把握しておらずぼーっとしている彼に、説明をすることに。実は、彼のお父さんが勤めている会社は規模こそ大きいものの、業績はひどく傾いている模様。一方、私の会社は規模は小さいながらも、業績がはるかに高い……。つまり、お父さんが勤めている会社に私の会社が契約を“してもらった”のではなく、むしろその逆だったのです。 メッセージは彼のお父さんが働いている会社の社長からで、「君のおかげでこれからうちの会社は安泰だ。絶対に先方(=私)に失礼のないように」と記されていたのでした。 後日談すべてを知った彼らは必死に謝ってきましたが、さすがに許すことはできません。婚約を破棄したうえで、後日、彼のお父さんが勤めている会社の社長にも今回の件を伝えて、契約を取り消しました。 結果、彼のお父さんは他の社員から後ろ指をさされるようになり、肩身の狭い思いをしているようです。彼のお母さんも借金を返すために働き始めて大変なのだとか。 そんな中で私は、職探し中だった彼のお兄さんを自分の会社に誘うことに。お兄さんのおかげで業績がさらによくなりました! そのうえ一緒に働いているうちに、真面目で誠実な彼の人柄に惹かれていき、交際をスタート! 本当の幸せを手に入れました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月19日私の娘は小学生。たくさんの友だちと楽しい学校生活を送っていたのですが、ひとりだけ娘にマウントを取ってくる同級生がいるようです。時々ひどく落ち込んで帰ってくるので、心配していました。娘はあまり相手にしないようにしているそうですが……。傷ついた娘ある日、娘が浮かない顔をして帰ってきました。話を聞くと、お気に入りのクリアタイプのビニールペンケースを、マウント同級生・タカシくんに「安物のプールバックみたい」と笑われてしまったとか。しかも「僕の筆箱は革製の高級品だぞ!」と、いつものマウント……。「高級かどうかよりも、気に入っているものを使うのがいいと思う」と伝えると、笑顔を見せてくれました。 そんなことがあった翌日の午後、スマホの通知がなりました。内容を確認すると、小学校からの緊急連絡。近所で不審者が目撃されたため、迎えが可能な保護者は下校時間に合わせて児童を引き取りに来てほしいとのこと。 私は自転車に乗り、急いで学校に向かいました。 この親にしてこの子ありすると、間もなく学校に着くというところで、ものすごい勢いで走るスポーツカーに追い抜かされました。道路の端を走る自転車とスレスレの距離を走るその車……。スクールゾーンであんなに危険な運転をするなんて! と腹立たしく思っていたら、なんとその車は学校へと入っていったのです。 さすがに注意しようと思ってスポーツカーに近づくと、運転していたのはタカシくんのママ。「この親にしてこの子あり」と納得してしまいました。 声をかけようとしたそのとき、私を見つけた娘が「お迎えありがとう!」と不安そうな顔で駆け寄ってきました。すると後ろから「おまえんち自転車かよ。さすが貧乏。だっせー!」という声が聞こえました。タカシくんのマウント発言を初めて耳にして、私もショックで固まってしまいます。 娘は、近いのだから自転車で十分だと反論していましたが、タカシくんは小馬鹿にしたように笑い、ママも「高級な乗り物に越したことないのにね」とドヤ顔を見せました。 意外な事実その場は娘をなだめて帰ってきたものの、モヤモヤが晴れず、その夜夫に愚痴を聞いてもらいました。すると、夫はタカシくんのママが乗っていた車について、質問攻め。何がそんなに気になるのかと思いつつ答えていると、1枚の写真を見せられました。 それはまさにタカシくんのママの車! 不動産業を営む夫が管理する土地に不法駐車し続けている車があって、困っていたとのこと。証拠のために何日分も写真を撮っていたそうで、それがまさにタカシくんのママの車だったというわけです。 翌朝、夫はさっそく警察に通報。勝手に車を動かせないように、厳重なバリケードを置きました。自転車も最高!昨日の不審者はまだ見つかっていないため、小学校はしばらく保護者の送迎が必要です。私はいつものように自転車で迎えに行きますが、タカシくんのママはどうするのでしょう。 私が学校に到着した少しあとに、タカシくんのママは古いママチャリを飛ばしてやってきました。背に腹は代えられなかったようです。 それを見て、何も知らないタカシくんは「なんで……」と愕然。娘はそんなタカシくんの肩を叩き「自転車のうしろに乗りながら、自然の風を感じるのもいいものだよ!」と笑っていました。タカシくん親子は悔しそうにしていましたが、それからはマウントを取ることがなくなったようで、一件落着です。 ちなみに、タカシくんのママの高級車は長期の旅行に出かけた両親から借りていたものだったそう。駐車場がないので例の敷地に停めていたようです。 何でもかんでもマウントを取りたがる人は一定数いますが、マウントを取って気分がいいのは自分だけ。相手を不快にさせていると、友だちをなくしてしまうでしょう。 「自分がやられて嫌なことは、他人にはしない」という人付き合いの基本は、親が率先しておこない、子どもに背中を見せていきたいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月19日私は28歳の専業主婦。サラリーマンの夫と、6歳の娘と3人で幸せに暮らしています。しかし、わがままで有名なママ友の言動に困らされていて……。ママ友と旅行へ行く予定を立てていると……幼稚園には家族ぐるみで仲良くしているママが2人います。今度の連休、3組の親子で旅行に出かけることになりました。この中で運転ができるのは私だけ。私が運転をする代わりに、ガソリン代は2人で割り勘をしてくれることになりました。 この旅行の話を立ち聞きしていたママ・A子が「ずるい~!!私たちも一緒に旅行に連れていって!」と大騒ぎし始めました。A子はとてもケチでワガママと有名。私たちは正直困惑してしまいましたが、A子の勢いに負けて、いつもの3組とA子親子と一緒に旅行に行くことになりました。 約束をしていたのにA子にはみんなでお金を出し合っていく旅行だということ・ガソリン代は運転手以外で割り勘をすることを伝えました。A子は「それくらい支払うわよ!」と言って了解してくれました。そして旅行当日、3時間かけて目的地に着いた途端、「やっぱり運転手だけガソリン代を払わないのずるくない? ってかさ、今回お金なんて一銭も払わないから!」とA子。最初からお金を払う気なんてなかったとのこと。 全て見ていた子どもたちすると、話を聞いていた子どもたちが、「違うよ!ずるいのはおばちゃんだよ!?さっき、どうしてママの財布からお金を盗っていたの~?」と言ってきました。話を聞いてみると、私たちが目を離したすきに、A子がお金を盗んでいたとのこと。 子どもたちがお金を盗む様子をしっかり見ていたようで、A子は言い逃れができなくなりました。 A子の夫に全てを打ち明けてもちろん旅行の費用やガソリン代はA子も一緒に割り勘させることに。旅行から帰ると、そのままA子の家に行き、A子の夫にすべてを打ち明けました。 A子の行動を知った夫は激怒し、A子を説教。諸費用だけでなく迷惑料もすべてA子に支払わせることを約束してくれました。その後、反省したA子は態度を改め、幼稚園でもすっかりおとなしくなりました。それからというもの、私たちは平和で穏やかな日々を過ごしています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月19日私には幼なじみの兄弟がいます。兄のコウタは2歳年上、弟のユウタは私と同い年で、親同士がママ友ということもあり、きょうだいのように育ちました。実は私は、コウタに好意を抱いていました。しかし関係性を崩したくないあまり勇気を出せず、思いを伝えることはできないまま大人になりました。一方、ユウタは私を好きだったよう。何度も告白されましたが、恋愛感情を抱くことはできませんでした。しかし関係性を崩したくないのはユウタに対しても同じ。やんわり傷つけないように、告白をかわしていたのです。 そんな私に思いがけないことが起きました。突然の…!「結婚を前提に付き合ってくれないか?」コウタからのまさかのプロポーズを受けた私。なんと、コウタもずっと私のことを好きでいてくれたのです。来年から海外赴任が決まっていたコウタは、自分がいない間に私が他の人と結婚したら後悔すると思って、気持ちを伝えることにしたのだそうです。もちろん、私も2つ返事でOKしました。 両家の食事会で…付き合い始めてから数カ月。海外移住の準備が本格的になる前に、私たちは籍を入れることになりました。今さら顔合わせをする必要はありませんが、せっかくなのでちょっと高級な料亭に両家の家族を招き、食事をする予定です。しかし食事会の当日、約束の時間になってもユウタが来ません。義母いわく失恋したからヘソを曲げているのだろうとのこと。家族全員、ユウタが私を好きだったことに気付いていたようです。 いつ来るかわからないユウタを待ち続けるわけにもいかず、食事会はスタート。すると、しばらくして私のスマホが鳴りました。画面にはユウタの名前が表示されていたので、出てみると……。 謎の電話「ごめん! 寝坊しちゃった! もうみんな集まってるよな? 俺がいないと話にならないだろうし、結婚の挨拶は延期にしてもらって、今日は中止だって言ってくれる?」ユウタは焦ったようにそう言っていますが、私には何のことかさっぱりわかりません。 すでに結婚の挨拶は終わり、和やかに食事をしている最中です。「もう、食事会は始まってるけど? 別にあなたが来なくても全然大丈夫だよ」そう私が言うと、ユウタは「何言ってるんだよ! とりあえず、急いで行くから!」そう言って電話を切ってしまいました。 しばらくして現れたユウタは「昨日、ついに結婚するんだって思ったら、うれしくてつい深酒しちゃいました〜」そう笑っていたのですが、みんなキョトンと見つめるだけ。 「何か勘違いしていない? 説明したはずだけど、結婚するのは俺たちだぞ?」コウタがそう言った瞬間、ユウタの表情が固まりました。勘違いの原因「どういうこと……?」ユウタは絞り出すような声でそう言いました。どうやら、私がきっぱり断らなかったせいで、脈アリだと思っていたよう。私が結婚の報告をしたときも、都合のいい部分しか聞こえていなかったようで、逆プロポーズだと思ったのだとか……。コウタが状況を説明すると、結婚相手は自分ではないとやっと気付いたようで、青ざめていました。ハッキリしない態度をとって、本当に申し訳ない気持ちです。 しばらく黙ったのち、ユウタは私を見て言いました。「大好きだった人が世界で一番しあわせになってほしいと心から思っているから、これからは家族としてよろしく!」表情もスッキリしていて、ホッとしました。 夫婦、そして義理のきょうだいになった私たち幼なじみ3人。これからも良い関係性を保ちたいと思っています。 マンガのような三角関係……。関係を壊さないようにハッキリとした態度が取れない気持ちもわかりますが、少しかわいそうでしたね。勇気を出して断る勇気は必要だったかもしれません。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月18日私は幼稚園に通う5歳の娘と夫と暮らす専業主婦です。趣味は節約。ベランダ菜園を楽しんだり、使わなくなった衣類をリメイクして充実した日々を過ごしています。しかし幼稚園に傲慢なセレブママがいて、対応に困っていました。 傲慢なママ友に嫌味を言われて先日、夫が着なくなったTシャツをリメイクして娘のワンピースにしました。そのワンピースは娘の大のお気に入りに♡ しかし、ワンピースを着た娘を見て、ママ友のA子が「子ども服も買えないほど貧乏なんて哀れねぇ~」と、馬鹿にするような言葉を投げかけてきたのです。 A子の夫は輸入食品業を営む経営者で、高級タワマンに住み、外車をいつも自慢してきます。A子は日常的に嫌味を言ってきますが、私は気にしないようにしていました。 私がレストラン30人分を予約!?ある日、幼稚園でA子が突然話しかけてきました。幼稚園のママたちとの親睦会を企画するとのこと。そして「あなたがレストランを予約してくれる? 30人分ね!」と突然押し付けて帰っていったのです。しぶしぶ私は夫に協力してもらい、A子に確認をとってからお店を予約しました。 しかし親睦会当日、集合時間が過ぎても誰も来ません。心配になりA子に連絡してみると、冷たく笑いながら「私みたいなセレブが、あなたみたいな貧乏人が予約した店に行けると思っているわけ?」と言い放ち、電話を切ってきました。これはさすがに許せません。 夫同士の意外な繋がり私はすぐに夫に連絡を取り、事の顛末を説明。夫は即座に対応してくれて、予約した食材を無駄にすることはありませんでした。 実は、私が予約したのは夫のレストランで、さらにA子の夫が経営する会社の大口顧客。夫同士が仕事で繋がっていました。節約は私の趣味なだけであって、お金に困っているわけではないのです。 夫はA子の行動を知って怒りを露わにし、A子の夫とこれからの取引について相談すると言いました。 一件が明るみになって翌日、幼稚園のお迎えの時間になり保護者が集まっていると、A子の夫がA子めがけて怒鳴り込んできました。 「お前、昨日30人分もドタキャンさせたんだってな? そのレストランは、俺の会社の大事なお客様なんだぞ! 奥さんに失礼なことまで言ったそうじゃないか。どうしてくれるんだ!」と詰め寄ります。 A子はみんなの前で夫に叱責され、たじたじ。話を聞くと、親睦会の話もウソだったとわかり、呆れてしまいました。結局A子は30人分のキャンセル料を支払い、私と夫にそれぞれ謝罪をしてくれました。A子は今後、自ら働いてお金を稼ぐ大変さを学ぶことになったそうです。 その後、A子はこの一件で性根の悪さを再認識され、幼稚園のママたちから敬遠されるようになり、随分静かになりました。幼稚園で会っても自慢や嫌味を言われることがなくなり、穏やかな幼稚園生活を過ごせるようになりました。 いくら夫の事業が成功しているからといっても、それは自分の成功ではありません。裕福だからといって、まわりの人を見下し貶めていい理由にはなりません。自分の価値は自分で作り出すことが大切だと思います。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月17日結婚4年目を迎えたころ、私は出産を控えていたのですが、なんと夫は娘が産まれる直前に仕事を辞めてしまいました。家計のためにも背に腹は代えられず、私はすぐにフルタイムで仕事復帰。家事や育児と、毎日忙しく過ごしていました。仕事を辞めた以上、家事や育児をある程度担当してくれると思っていましたが、夫は毎日ダラダラしているだけ。資産家の家庭に生まれたひとりっ子ということもあり、実家に顔を出せばいくらかお金がもらえるようで、本人はこのままでいいと思っているようです。突然の離婚さらに夫は、もっと身なりに気を使え、出産前の体型に戻せ、と毎日のように小言を言いますが、仕事と子育ての日々はとても忙しく、いちいち相手にできません。そのままスルーしていると、ある週末、派手な風貌の女性を家に連れてきて「今日から一緒に暮らすから出ていけ」と言ったのです。「ごめんね~夫くんもらうね~」夫の横でヘラヘラしている女性。私が限界ギリギリのところで働いている最中、夫は不倫していたのでした。 私は慰謝料を請求することと親権をもらうことを条件に離婚に同意。夫は慰謝料さえも義両親に払わせたようですが、娘との生活のためにありがたく受け取りました。 元夫と再会…!それからあっという間に5年の月日が経ち、春から娘は小学生。父親がいないことを寂しがる様子もなく明るく元気に過ごしていて、私の仕事も順調そのもの。毎日がとても充実していました。 休日はすこしオシャレをして母娘でお出掛けをするのですが、ある日のお出掛けで、最悪な人物に再会してしまったのです。 「久しぶり! 娘も大きくなったなぁ」声の主は元夫。隣には、離婚の原因となったあの女がいました。女は「今なにしてるの? どうせシンママで貧乏生活でしょ」と舐めるように私を見ます。 そこで娘が一言。「なにも知らないんだね。かわいそう〜」元夫は不思議そうな顔をしています。 シングルマザーの暮らしは?実は私たち、元夫が支払わない代わりに義両親から毎月多額の養育費をいただいているので、不自由はありません。義両親は、不倫して妻を捨てたうえに自分の子どもに対して責任を持たないバカ息子には、1円も遺産は残せないと言って、せっせとお金を使い始めているのです。頻繁にプレゼントをくれるので、今日私が持っているバッグや靴、洋服もすべてブランドもの。すでに夫婦で余生を過ごす高級老人ホームも手配済みで、体が動くうちにと毎月のようにファーストクラスで海外旅行にも行っているので、預金を使い切るのも時間の問題かもしれません。元夫と不倫相手の行く末は…「ウソだろ……!?」夫は話を聞いて絶句。すると、女が「私、聞いてない!」と怒りだし、その場で大喧嘩を始めてしまいました。これ以上巻き込まれたくなかったので、私たちはそっと退散したのでした。その後、2人がどうなったのかは知りませんが、遺産をアテにしていたはずなので、大変な思いをしているのではないでしょうか。私は、義両親の手厚いサポートのおかげですこし仕事をセーブできているので、育児にも仕事にも余裕を持てています。 これからも、娘との時間を大切にしながらゆっくり暮らしていくつもりです。 捕らぬ狸の皮算用とは、まさにこのこと。元夫は、生まれてからずっと恵まれた環境で育っていたので、それがいつしか当たり前だと思ってしまったようですね。 大人になったのだから、親に寄生するのではなく、家族を支えていけるような人間になってほしいものです。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月17日